どうぶつ
2匹の元保護ねこがスズメとおしゃべり 息ぴったりな姿が大反響「今日イチ癒やされました」
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おうちで暮らすねこにとって、外の世界は気になる物事であふれたワンダーランド。窓辺に動物が来ようものなら、興味を示さずにはいられません。窓の先にいる小鳥に向かって熱心におしゃべりをする元保護ねこ2匹の姿が話題となっています。飼い主のtomoレモン&あんこ(@tomo96488273)さんに話を伺いました。
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熊本で保護されていた“いとこ”の2匹 縁あって鹿児島で生活することに
横顔がそっくりな2匹のねこ、「レモン」ちゃんと「あんこ」ちゃん。2匹を見分けるポイントは、首の後ろ。真っ黒なのがレモンちゃんで、真っ白なのがあんこちゃんです。
元保護ねこ同士だというのに、2匹がとても似ていることには理由があります。実はレモンちゃんのお母さんと、あんこちゃんのお母さんは血のつながった姉妹ねこ。そのため2匹はいとこにあたります。血縁関係のある2匹は、偶然にも同じ飼い主さんの元へと引き取られてきました。
2匹のうち、最初に飼い主さんの元へやってきたのはレモンちゃんでした。ねこを迎えようとツイッターで情報を探していた飼い主さん。すると、熊本県で保護活動をされている方の元にいる、レモンちゃんを発見。ヒゲに似た鼻周りの模様に一目惚れしたそうです。
そして、ツイッターでレモンちゃんの姿を何度も見るうちに家族に迎えたい思いが大きくなり、里親募集が始まる前のタイミングでしたが、保護主さんへ連絡することを決意。母ねこも一緒に保護されていたので、しっかりと子育てをしてもらい、保護から3か月ほど経った頃、1週間のトライアルが始まりました。
そしてトライアルを終え、2019年9月、正式に譲渡してもらうことに。名前は、当時大ヒットしていた米津玄師の曲「Lemon」にちなんで保護主さんが付けてくれたとのこと。
レモンちゃんをお迎えして5か月後、次はあんこちゃんが飼い主さんの元へやってきました。レモンちゃんとの生活にも慣れ、そろそろ2匹目を迎えたいと思っていたそう。すると、タイミングを見計らったかのようにレモンちゃんの保護主さんから連絡が来たそうです。
そして、熊本まで足を運び、あんこちゃんとご対面。人間が大好きな様子に安心し、こちらも1週間のトライアルが終わった後、正式に譲渡してもらいました。名前の由来は、「野良だったにもかかわらずきれいで甘い匂いがした」からだそう。
飼い主さんによると、レモンちゃんもあんこちゃんも怖がりなのだそう。そのため、あんこちゃんがやってきてから1週間ほどは、レモンちゃんの警戒心がマックス状態。「シャーシャー祭り」だったのだとか。
しかし、その後は無事仲良くなり、今ではすっかり大の仲良しに。「やんちゃでおてんば」なレモンちゃんと、「温厚で甘えん坊」あんこちゃん。2人の相性はとても良く、毎日一緒に楽しく暮らしています。