どうぶつ
「仕事行きたくない」に13.7万人が納得 “人をダメにする元保護ねこ”に世界から大反響
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「仕事いきたくない」とつぶやいたツイートに、13.7万人が納得しています。それもそのはず。まだ片腕に収まるほどの小さな小さな子ねこが、腕の中で気持ち良さそうに眠る姿の写真が添えられていたからです。こんな無防備な姿を見せられたら、一日中“ねこ吸い”したくなってしまいそう……。まさに“人をダメにするねこ”!? 飼い主のせこなお(@sekonao)さんに話を伺いました。
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里親募集で偶然が重なりお迎え 生後2か月のくうすけくん
フリーのぬいぐるみデザイナーとして活躍中のせこなおさん。ウェブサイト「ぬいぐるみ制作のセコナオワークス」では、これまで手がけた個性豊かなぬいぐるみの数々を見ることができます。
普段は自宅から離れた事務所で作業をしているそうで、この日も仕事のため家を出ようとしていました。すると、あまりにも愛らしい子ねこの姿が目に飛び込んできたそう。
「ねこを抱いているのは息子です。私が出かけようとしたら、仰向けに寝ている子ねこを抱いているのが目に入りました。うらやましくなってしまい、思わずツイートしてしまいました」
息子さんが抱いていたのは、せこなおさん一家が最近お迎えしたばかりの子ねこ「くうすけ」くん。生後2か月の男の子です。元々は保護ねこで、女の子のきょうだいねことともに、家族として迎えてくれる人を待っていたのだそう。
一度は引き取り手が決まりかけていた2匹でしたが、何とドタキャンの憂き目に。里親募集情報を探していた飼い主さんが偶然にも再募集の情報を発見し、連絡してみることにしました。
「2匹一緒が譲渡の条件でしたが、先に連絡をしていた人が先住ねこはメスのため、『メスなら飼える』と交渉されているのを見かけたんです。そこで、『それなら私はオスの子が欲しいです』と連絡したところ、とんとん拍子に決まりました」
こうして偶然が重なり、せこなおさんの元へとやってきたくうすけくん。そのお名前の由来は、20年にわたって大切に育ててきた先代ねこ「ふうすけ」くんの存在が関係しているのだそう。
「くうすけの名前は、ふうすけと対になるよう意識しました。ふうすけの“ふう”は“風”、くうすけの“くう”は“空”という意味です。グレーのねこの被毛は、ブルーと呼ぶそうなので空が合うかと思いました」
その名の通り、青く澄んだ空のように穏やかだというくうすけくん。飼い主さんも「物怖じしないおおらかな子で、甘えん坊です」と笑います。確かに、あの大胆な寝姿は大物の貫録ですよね。
写真は大きな話題となり、13.7万もの“いいね”が集まりました。また、「行かないに一票」「人をダメにするねこww」「休みましょう!!」など、仕事を休むよう勧める人や、海外からもたくさんのコメントが寄せられています。
ところがせこなおさんはこの日、くうすけくんの誘惑に負けず、ちゃんと仕事場へ行ったのだそう。くうすけくんに毎日おいしいごはんを食べてもらうため、仕事に精を出したのでした。
(Hint-Pot編集部)