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メーガン妃とヘンリー王子 滞在する15億円超のカナダの大豪邸の所有者に英紙が迫る さらに深まる謎
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プーチン大統領とも知り合い? 「ロンドンで最も頼りになる男」とは
カナダに滞在中のメーガン妃とヘンリー王子。これまでアーチーくんを抱っこしている写真を公式SNSに投稿するなど、満喫している様子が伝わってくる。過去2か月に渡り滞在しているのはバンクーバー島の海沿いにある大豪邸。賃貸無料、ロシア人富豪の所有物件と様々な報道があったが、英大衆紙「デイリー・メール」がついにその所有者を明らかにした。
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これまでの報道では、日本円にして15億4000万円と言われる超豪邸の所有者に関しては「噂の域」を出ず、メーガン妃とヘンリー王子も口を閉ざしており、完全に秘密にされていた。
そこで「メール」紙はその不動産登録を追跡。この豪邸の所有者が、いわゆる「タックス・ヘブン」と呼ばれる英国無税地帯のバージン諸島に登録された会社で、その役員や株主の氏名は秘匿されているところまで突き止めた。
「メール」紙はそんな秘密めいた豪邸の所有者に迫り、ついにロンドンのメイフェアで事務所を営む64歳の弁護士に行き着いたと伝えた。
この弁護士の氏名はアリスター・タロック氏。石油で財を成したロシア人の間では“ロンドンで最も頼りになる男”として知られ、その人脈の頂点にはなんとプーチン大統領がいるという。
もちろん、この所有者とメーガン妃とヘンリー王子がどんな条件で豪邸を貸し借りしているか、それは両者の合意があれば第三者がとやかく言う問題ではない。しかし、バージン諸島は租税回避地であり、そこで経営者を秘匿した形で登録した会社の不動産に居住するのはあまりイメージの良いものではない。
経済的自立を宣言して“王室引退”をしたふたりだが、その始まりからロシア人富豪や大物芸能人クライアントを巧みに操る、富豪弁護士の所有する不動産に居住。賃貸料無料という報道もあるが、このようなやり手弁護士がボランティアで元ロイヤルを助けるのかどうか謎は深まる。ともかくその始まりからやや不安を抱く、メーガン妃とヘンリー王の“王室引退”である。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)