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「その手があったか!!」 シフォンケーキの斬新な冷まし方に大反響 悩みを関係する驚きのアイデアとは
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ふわふわの食感が魅力のシフォンケーキ。焼き上がったあとは、型ごと逆さまにして冷ましますが、ユニークな冷まし方がX(ツイッター)で大きな話題になっています。投稿者ののん(@nongohaaan)さんに、詳しくお話を伺いました。
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シフォンケーキを逆さまに冷ます理由
シフォンケーキ作りにおいて、焼き上がり後に型を逆さまにして冷ますのは重要な工程です。これは、ふわふわに膨らんだ生地が、自重で潰れてしまうのを防ぐため。シフォンケーキは卵白の泡立てによって軽やかな食感を生み出していますが、焼きたての熱い状態では生地がまだ柔らかく、そのまま置いておくと重みで沈んでしまいます。
通常はシフォンケーキ専用のスタンドや、瓶の口に型の筒部分を刺すなどが一般的ですが、不安定だったり、作業台の上にあると邪魔だったりして、のんさんは困っていたそうです。
しかし、のんさんはそんな悩みを解決する、斬新な冷まし方を発見。Xに「シフォンケーキ焼いた 冷まし中」とコメントを添えて投稿すると、15.9万件もの“いいね”が集まりました。
写真には、換気扇の下部に取り付けたフックにおたまが吊るされ、その柄の穴にシフォンケーキ型の筒部分が通されている様子が写っています。まるで宙に浮いているかのようで、“空中冷却”とも呼べそうな画期的な方法です。
リプライ(返信)には、「これはモダンアートですか?w」「瓶とか倒さなくて済むから安心www」「天才ですね!!」「その手があったか!!」といった声が寄せられています。
換気扇の下をチョイスした理由

のんさんは、この方法をインスタグラムで見つけたそう。そこからヒントを得て、自分なりにアレンジを加えました。
「おたまは金属製で耐熱、かつフックに吊るす穴が柄の部分にあるので選びました。ぶつかって倒す危険がなく、キッチンの後片づけなどでも邪魔にならない場所ということで、吊るす場所は換気扇の下を選びました。強力マグネットがしっかり付くというのも理由です」
冷却時間は「気候や型の大きさにも左右されると思いますが1時間くらい」とのこと。
「上下左右しっかり空間あるので、心なしかテーブルの上に置いて冷ますよりも、早く冷める気がします。手で型を触って温かくなくなるまで吊るしておき、その後、乾燥を防ぐためにビニールに入れ冷蔵庫へ入れています」
「真似したい」の声がうれしい
投稿に寄せられた多くのコメントについて、のんさんは「真似したい! シフォン焼きたくなった! などのコメントがうれしかったです」と明かします。
「私も日頃からSNSでいろんなヒントやアイデアをいただいて、お菓子作りがより楽しくなっているので、お菓子作りを楽しむ人の輪が広がったようでうれしく思いました」
なお、のんさんはリプライ欄で愛用のおたまとシフォンケーキ型も紹介しています。「どちらもとてもお気に入りの道具です!」とのこと。涼しくなり、お菓子作りがより楽しい季節になりました。ユニークなアイデアをヒントに、挑戦してみるのも良いでしょう。
(Hint-Pot編集部)