魚たちは、ときに人間の想像を超える賢さや遊び心を見せることがあります。X（ツイッター）では、ハリセンボンの驚きの行動が話題に。食べ物を狙うはずが、なぜか飼い主の服をびしょ濡れにしてしまう、まるで“水鉄砲攻撃”のようなその様子に1.8万件もの“いいね”が集まっています。投稿者のKelly（@A2113Y）さんに、詳しいお話を伺いました。

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びちゃびちゃの服と格闘…ハリセンボンの“的確すぎる”攻撃

「ハリセンボンと遊んでたら服がびちゃびちゃになった
それ落とそうとしてないだろww
人間のほう狙ってるだろwwwww」

　そんなコメントとともに投稿された約10秒の動画。Kellyさんは、水面にピンセットでエサを差し出しました。すると、ハリセンボンは飛びつき、口を大きく開けて狙いを定めます。

　ところが、惜しくも失敗。飛びついても届かないことに気がついたハリセンボンは、口から水を勢い良く噴射しました。

　しかし、エサには当たりません。業を煮やして、ハリセンボンはKellyさんを標的にしたような連続攻撃を炸裂。遊び心たっぷりのハリセンボンに、思わず笑ってしまう光景です。

　投稿には1.8万“いいね”が。リプライ（返信）には、「これは明らかに手を狙っていますね」「下手くそすぎてかわいいwww」「ちゃんとわかっているんだなぁ」などの声が寄せられています。

「いつも食い意地がすごいから」投稿のきっかけ

　投稿したきっかけについて、「いつも食い意地がすごいから」とKellyさん。この日も、アサリを細かく切ったエサを用意して遊んでいたところ、想定外の“水鉄砲”を食らったそうです。

「水をかけるのは、決まってエサに届きそうで届かないときですかね。人間がつかんでいることをわかっていると思います。こちらの動きに合わせて水槽内を移動してくるんです。いつも“エサくれアピール”をしているので（笑）」

　水しぶきを浴びたKellyさんは「やりやがったなと思いました（笑）」と振り返ります。

「たぶん、人間を水鉄砲で狙ったら、持っているエサが落ちると考えているのだと思います」

幼少期から生き物が大好き　「好きなことを仕事にしたい」

　Kellyさんは、幼い頃から生き物が大好きだったそう。現在は甲殻類の飼育・販売を行いながら、日々さまざまな水生生物と向き合っています。

「子どもの頃から生き物は好きでした。好きなことを仕事にしたいなと思っています」

　Kellyさんは、イベントでの甲殻類販売や、ノコギリガザミに関する投稿も人気です。なんとノコギリガザミを採集し、実際に食べることも。Kellyさんのアカウントでは、珍しいさまざまな生物を見ることができますよ。

（Hint-Pot編集部）