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「お父さんが嫌い」だった息子→母親のまさかの提案で… 父子の関係性の変化を描いた漫画に称賛の声 「これ絶対やったほうがいい!」
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子育てにおいて、父親と子どもの関係性は、家庭によってさまざまです。感情表現が苦手な父親、そこに距離を感じてしまう子ども――。そんな父子の関係が変化していく様子を描いた漫画が、X(ツイッター)で話題になっています。いったい、どんなことがきっかけで変わったのでしょうか。投稿者の桜木きぬ(@kinumanga)さんに、詳しいお話を伺いました。
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息子が小さな頃からずっと抱いていた感情
配偶者さんと息子・ウタさんの3人で暮らす、漫画家の桜木さん。家族との日常を漫画で描き、ウェブサイト「ダ・ヴィンチWeb」にて「夫がバセドウ病にかかったら」を連載中です。また、著書「わたしが選んだ死産の話」(KADOKAWA)や、Kindleでは「日常観察マンガ」なども人気を集めています。
今回、Xで反響を呼んだのは、桜木さんが「子どもに嫌われていた夫の話」というタイトルで投稿した漫画。作品には、中学生になったウタさんが、幼い頃から父親に対して抱いていた複雑な感情が描かれています。
仕事が忙しく、幼いウタさんと、あまり多くの時間を一緒に過ごせなかった父親。桜木さんは、ウタさんが父親に対して悪い感情を抱かないように「お父さんはウタのことが大好きなんだよ」と伝えてきました。しかし、ウタさんの心には響かず、父親を「あの人」と呼ぶようになってしまいます。
ウタさんが成長するにつれ、「このままじゃお父さんが嫌いなまま出ていっちゃうかも……」と危機感を覚えた桜木さん。ふたりのコミュニケーション不足を解消しようと考え、ウタさんが中学生になるタイミングで、配偶者さんに保護者業務をすべて担当してもらうことにしました。
すると、初めは「お母さんがいい!!」と拒否していたウタさんの感情にも、少しずつ変化が。中学3年生になる頃には、驚きの展開を迎えるのでした。
漫画は4つの投稿にわたって公開され、合わせて1.7万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「すごい、これ絶対やったほうがいい!」「お母さんの采配が素晴らしい」「ママさんが素敵すぎて、パパさんが偉すぎてなんか涙出ました」などの声が上がっています。