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「南アフリカにはほぼない!」→日本で迷いながら感動… 南アフリカ人が「とてもいいな」と便利さを感じたこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

南アフリカから来たカティアさん【写真:Hint-Pot編集部】
南アフリカから来たカティアさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本を訪れた外国人が感動することのひとつに、公共交通機関の正確さと利便性があります。南アフリカ共和国から日本を訪れている女性も、日本の便利な交通網に感動し、母国と比べてしまったそうです。いったい、どんな違いがあったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

「ときどき、わからなくなってしまうこともあるけれど(笑)」

 南アフリカ出身のカティアさんは、今回が2度目の来日で、1週間の滞在予定です。前回の旅で関西を満喫したそうで、今回は東京に絞って日本を楽しんでいます。

 南アフリカと日本の最も大きな違いについて、カティアさんが教えてくれました。

「南アフリカとの一番の違いは公共交通機関。南アフリカにはほぼない! うーん、バスは少しだけあるかも。でも、ほぼないわ」

 南アフリカには、ケープタウンなど一部の都市に長距離バスや、15人前後が乗車できるミニバスタクシーがあるものの、日本ほど公共交通網が発達していません。そのため、カティアさんによると、主な移動手段は車かタクシーになるそうです。

「政府がタクシー会社に補助金みたいなのをとても多く出しているから、タクシー代も高くないの。それに、だいたいみんな車を所有しているかな」

 そんなこともあり、カティアさんは、日本の公共交通機関をとても便利に感じたといいます。

「日本の公共交通機関は、とてもいいなって。ときどき、駅が大きすぎて、どこに行っていいのかわからなくなってしまうこともあるけれど(笑)。『あれ、何線だとどこに行けばいいんだっけ?』って」

 ときに複雑な路線図に戸惑いながらも、その便利さを実感している様子。さらに、交通系ICカードにも感動を覚えたようです。

「Suicaはとても便利だよね。電車でもメトロでも、バスでも使えるし、お店でも使える。それに、だいたいのお店でクレジットカードが使えるし」

 日本の公共交通機関の充実ぶりと、交通系ICカードの汎用性を実感していたカティアさん。残りの滞在期間も、その利便性を生かして、日本の魅力を存分に味わってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)