温泉や銭湯、サウナで体を温めたい季節になりました。日々の疲れを癒やし、心身をリフレッシュできる温浴施設ですが、公共の場だからこそ守るべきマナーがあります。温浴施設のスタッフがSNSで注意喚起している、意外に守られていない基本マナーや、大浴場以外でも気をつけたいポイントをまとめました。

　◇　◇　◇

基本だからこそ守りたい温泉マナー

○「さすがにしないか…しませんよね？」　温浴施設が注意喚起　意外に守られていない基本マナーとは

「スパメッツァおおたか　竜泉寺の湯」は公式TikTokアカウントで、「温泉でやっちゃいけないこと3選」を紹介しました。

　動画のなかで2つ目に紹介されたのが、浴槽で「泳ぐ」というNG行為。温泉は泳ぐ場所ではありません。ほかの利用客とぶつかったり、立ち上がるときに足を滑らせてケガをしたりする危険性もあります。

　投稿のキャプションにも「さすがに泳ぎはしないか……しませんよね？」と念を押すようなメッセージも添えられています。コメント欄には「当たり前すぎる」といった声が寄せられました。

友人とや家族で利用する際には要注意

○「常識」だけど→迷惑客が「多すぎます」　サウナ室でやってしまいがちな”マナー違反”とは

　全国に8店舗を展開する「竜泉寺の湯」は、公式TikTokアカウントで、「銭湯での注意事項」として利用客がやってしまいがちな“マナー違反”について注意を呼びかけました。

　家族や友人と利用する際、とくに気をつけたいのが「サウナ室で会話する」ことです。声が響きやすい構造も相まって、自分たちは小声で話しているつもりでも、想像以上に大きく聞こえてしまいます。

　さらに、会話に夢中になると長時間の滞在になりがちで、混雑時には入室待ちの人に迷惑をかけることにもつながります。コメント欄には「サウナ内で会話する人多すぎます」といった声が寄せられました。