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ドジャース・佐々木朗希も披露! 「なんじゃそりゃ?」となる謎の動き「6 7」を通じて日本人ママが感じたこと

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

「6 7」ジェスチャーが話題になった、ドジャースの佐々木朗希選手【写真:Aflo】
「6 7」ジェスチャーが話題になった、ドジャースの佐々木朗希選手【写真:Aflo】

 海外で暮らしていると、日本の流行や言葉の変化に疎くなり、久しぶりに帰国すると“浦島太郎状態”に――かつて、そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。今は世界中どこにいても、ネットやSNSで日本の最新情報をチェックできますが、それでも言葉の変化は奥が深いものです。ハワイで8歳と6歳の子どもを育てているi-know(いのう)さん。現地小学校に通う子どもたちが、友達から“謎の言葉”を教えてもらい、それが今、ハワイやアメリカ本土で大流行りしていると知ったのだとか。第77回は「アメリカの流行語大賞」です。

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「『ピンキリ』って何?」と聞かれ困惑

 かつては、海外生活が長いと日本の情報や流行に疎くなり、日本に帰国したら“浦島太郎状態”になるのが常でした。

 たとえば、日本からハワイへ移住して60年になる、日本人のおばあちゃん(日本語は流暢)と話していたときのこと。私が「テレビの値段はピンキリですよね~」と言うと、おばあちゃんは「『ピンキリ』って何?」と、不思議そうな顔に。

 私は内心「え、『ピンキリ』って日本語だよね?」と混乱しましたが、「もしかして……」と思い、「『ピンからキリまで』という言葉はご存じですか?」と尋ねてみました。

 すると、「もちろん『ピンからキリまで』は知っているわよ! 今の日本では、それを『ピンキリ』って言うの? おもしろいわね~」と、目を丸くさせる出来事がありました。

 私自身、オーストラリアに留学していた10代の頃に、同じような経験をしたことがあります。

 日本を出て約半年、一時帰国した際に友達から「今、日本では『ZOO』が人気なんだよ!」と言われ、「え、『ZOO』って動物園のことだよね? 動物園が人気ってどういうこと?」と混乱しました。

 40代以上のみなさんはお気づきだと思いますが、それはダンスグループ・ZOOのこと。たった半年、日本を留守にしただけで“浦島太郎状態”になってしまう……それが、インターネット夜明け前のお話です。

 最近はネットニュースや動画サイト、SNSのおかげで日本の最新情報に触れることができるので、長く日本を離れていても置いてけぼり感はありません。

 たとえば、今年の「T&D保険グループ 新語・流行語大賞」に選出された言葉「オールドメディア」や「オンカジ」などは、海外にいても頻繁に日本のニュースサイトで目にしました。

 これらの言葉は今年限りではなく、前述の「ピンキリ」のように今後、当たり前のように使われる常用語になると思います。海外在住者とはいえ、覚えること必須です。