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漫画

クリスマスケーキのサンタさん→母がまさかの“再利用” 無残な姿に衝撃も…意外な結果に反響 「尊敬します」の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:まえだ永吉/電子書籍発売中(@eikiccy)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:まえだ永吉/電子書籍発売中(@eikiccy)さん】

 クリスマスケーキの上にのっている、サンタクロースの砂糖菓子。かわいらしい見た目や糖分の多さから、「食べるのはちょっと……」と感じている人も多いのではないでしょうか。そんな砂糖菓子の意外すぎる再利用法を描いた漫画が、X(ツイッター)で7000件もの“いいね”を集め、話題になっています。作者のまえだ永吉(@eikiccy)さんに詳しいお話を伺いました。

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サンタクロースの砂糖菓子を煮物に入れたら真っ赤に…

 石川県能登半島でのんびり暮らし、イラストレーターとして活動しているまえださん。漫画の執筆活動にも力を入れ、昨年1月に発生した令和6年能登半島地震での体験を描いた電子書籍「令和6年能登半島地震体験記」は、大きな注目を集めました。

 そんなまえださんが「クリスマスケーキのサンタさんの行方 2023← →2024」とメッセージを添えて投稿した漫画には、クリスマス後のエピソードが描かれています。

 2023年のクリスマスに、家族でケーキを囲んだまえださん。しかし、大人世代のまえださん家族は、サンタクロースの砂糖菓子を食べるには「ちときつい」と感じていました。

 次の日、母が作った煮物を台所で見て、まえださんは“異変”に気づきます。「なんでそんなに煮物赤いの?」と尋ねると、母からは予想外の返答が。なんと「砂糖代わりにケーキのサンタさんたち入れたら赤くなった」というのです。前田さんは思わず「サンタさぁぁぁぁん」と叫ぶのでした。

 その翌年、母は「あんたがサンタさんの煮物の話描いたから! 私が作る煮物は赤いものだと思われとる! どうしてくれる!?」と、すっかりご立腹の様子。職場の人たちが漫画を読んでいたことで、知れ渡ったようです。

 そこで、「今年のサンタさんは別の使い道を考えたのさっ!」と言って、母が取り出したのはおろし金。「削ってコーヒーに入れる砂糖に使う!」と、サンタの頭部分からおろし始めました。無残な姿の砂糖菓子に、まえださんは思わず「絵面が悪いって~」と叫びます。

 結局、使い切れず残った部分は、おせち料理のなますに入れる油揚げの味付けに使用されました。当然、油揚げも赤く染まりましたが、なます自体は「おいしかった」ため、まえださんは母と砂糖菓子に感謝するのでした。

 漫画には、約7000件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「お母様、超合理的ですね……! しかもおいしく仕上がるとは、うちもこれから食べずに料理に使ってみようかと思います」「正月に赤い煮物なんてめでたいね!」「サンタのいい使い方(笑)私はコーヒーに沈めてターミネーターになりました」などの声が寄せられています。