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「日本にはない発想だよ」 フランスのユニークすぎる自販機 大使館の紹介に羨望の声が殺到

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フランスの電車ホーム(写真はイメージ)【写真:写真AC】
フランスの電車ホーム(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 朝晩は肌寒くなり、秋の深まりを感じる季節になりました。そんな読書の秋に、フランスの駅では日本とは一味違うユニークな自動販売機が設置されているといいます。フランス大使館の公式X(ツイッター)アカウント(@ambafrancejp_jp)が紹介した無料自販機が注目を集めています。

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「1分/3分/5分」のボタンで短編物語を印刷 10万点以上の作品を用意

 フランス大使館が投稿したのは、フランスの駅で見かけるユニークな自動販売機の紹介です。

「読書の秋 フランスの駅では物語の無料自販機を見かけることがあります。『1分/3分/5分』のボタンがあり、その長さで読める短編物語が印刷され、電車の待ち時間を潰せるというもの。10万点以上の作品が準備されており、図書館や空港でも見かけることが。フランスに訪れる際はぜひ探してみてください」

 飲み物やスナックではなく、物語を提供するという発想が、フランスらしいエスプリを感じさせます。

 フランスは文学大国として知られ、数多くの文豪や詩人を輩出してきました。ヴィクトル・ユゴー、アレクサンドル・デュマ、ギ・ド・モーパッサンなど、世界中で愛される作家たちの故郷です。こうした文化的背景から、日常の中に文学を取り入れる試みが自然に受け入れられているのかもしれません。

 この投稿には7000件近い“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「洒落ていますね、さすが芸術の都!!」「素敵なアイデアですね!」「さすがフランス、やることが粋ですねぇー」「日本にも欲しい!!!」「なんて素敵なサービスなの」「日本にはない発想だよ」といった称賛の声が寄せられています。

 待ち時間をスマートフォンではなく、物語で過ごすという選択肢。文学を日常に溶け込ませるフランスの文化に、多くの人が魅了されたようです。

(Hint-Pot編集部)