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「日本人の礼儀作法は本物」 イギリス在住のポーランド人が絶賛 初訪日で感じた、イギリスと日本の意外な共通点とは
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外国人から見た日本人のコミュニケーション術は、丁寧さもさることながら、思慮の深さも高く評価されています。ポーランド出身でイギリスに住む男性は、初めての日本旅行を楽しむなか、イギリスと日本の意外な共通点に注目していました。いったい、どのようなことに気づいたのでしょうか。
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2週間かけて日本各地をめぐる旅
ポーランド出身で、現在はイギリスに住んでいるピートさん。初めての訪日で、2週間の滞在予定です。最初の1週間は東京、その後に大阪と京都、広島をめぐります。
「今は仕事の都合で台湾の台北にいたんだけど、日本はいつでも行きたいところだったから、今回来たんだ」
この日は東京で過ごす最後の日ということもあり、お土産などを購入しようと、下町情緒の残る谷根千エリアで散策を楽しんでいました。
着目したのは、イギリスと日本の意外な共通点
ポーランドとイギリスでの居住経験、そして日本への旅行を通じ、ピートさんはコミュニケーションの取り方について、各国の違いを感じ取っていました。
「文化的なものだと思うんだけど、日本人の礼儀作法は本物だなと感じる。イギリスも似た感じがあるんだけど、とくにロンドンと比べると、日本人のほうがより温かみがあるというか。ポーランドはどちらかというと、とても単刀直入な感じで、そこまで他人のことを気にしない感じかな」
ピートさんが気づいたのは、イギリスと日本の意外な共通点。たとえば、イギリス英語は言い回しが少し回りくどいことが多く、直接的な表現を避ける傾向があります。また、はっきり「ノー」と言わず、婉曲的な表現を好む点も日本と似ています。
また、イギリスはマナーを重んじる国としても知られており、こうした礼儀正しさと配慮は通じるものがあるようです。
一方、ポーランドを含む東欧諸国では、より直接的で率直なコミュニケーションが一般的だといわれます。
思いがけない発見をした様子のピートさん。これから訪れる先々でも、日本ならではの文化や歴史のなかに、さらに新しい発見を重ねていってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
