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メーガン妃とヘンリー王子 プロのボディガードを「小間使い」扱いか 警備費負担に住民の77%が反対する中 英紙が報道
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妃お気に入りの食料品店などで買い出しするセキュリティチームの姿が目撃される
過去に英植民地であったカナダのブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー島に移住したメーガン妃とヘンリー王子だが、その年間300万ポンド(約4億3500万円)から600万ポンド(約8億7000万円)とも言われる警備費を誰が負担するのか、その問題は未だ不透明なまま。英大衆紙「デイリー・メール」が報じた記事によると、現在バンクーバー住民の77%がサセックス公爵(ヘンリー王子)一家の警備費をカナダの税金から支払うことに反対しているという。しかもそんな最中、メーガン妃とヘンリー王子が警備のプロ中のプロであるセキュリティチームのメンバーに“お使いをさせる”という情報まで飛び出した。
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「メール」紙は、高度な訓練を積んだボディガードがメーガン妃のお気に入りであるオーガニック食品の専門店や、カナダで人気のチェーン店「ティム・ホートンズ」からコーヒーの買い出しをしているところが目撃されている、と報道した。
昨夏も、温暖化から地球を守れと環境保全を公で訴えながら、友人で世界的歌手のエルトン・ジョン氏の申し出を受けて11日間で4回も排気量が問題視されるプライベートジェットを利用するという身勝手な行動に非難が集中したが、今回明らかにされた「ボディガードにお使いをさせる」行動も“思慮が浅い”という印象を与える可能性は強い。
夫妻は「王室からの経済的な自立」を宣言しているが、15億円超とも言われる豪邸はロンドンに基盤がある億万長者弁護士の厚意で「無料」という報道もある。その上、現在も支払いが不透明な警備チームのメンバーを私用で使っていては、先が思いやられるというもの。ふたりの新たな旅立ちはこの辺りの感覚をしっかり世間の常識に合わせることから始める必要があるのでないだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)