Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

漫画

「絶妙な距離感」の人とのすれ違い→どうすれば… 社会人になってから見についた“魔法の言葉”に共感の声「便利すぎる~!」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:グレうさぎ 毎日日記(@gureusagi11)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:グレうさぎ 毎日日記(@gureusagi11)さん】

 職場の廊下や道で、誰かとすれ違う瞬間。知り合いではあるけれど、そこまで親しくない「微妙な距離感」の相手だと、どう振る舞えばいいのか迷ってしまったことはありませんか? X(ツイッター)では、そんな気まずさを描いた漫画が話題になっています。社会人になってから、どう対応すればいいかを見つけたという、作者のグレうさぎ 毎日日記(@gureusagi11)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

学生時代はとくに難しかった「すれ違いざまの距離感」

 会社員として働いているグレうさぎさん。日常の出来事をユーモアたっぷりに描いた漫画をXに投稿し、人気を博しています。12月10日(水)には、初の電子書籍「黒魔女さんは映え上手」が発売予定。配信情報については、Xで更新していくそうです。

 今回話題になったのは、「気まずいすれ違い」と題した漫画です。学生時代と社会人になってからの、「すれ違いざま」の様子が描かれています。

 学生時代、部活帰りに廊下で「絶妙な距離感」のクラスメイトと目が合った瞬間、「どうしよう……!」と焦るグレうさぎさん。「こんばんは」と言えばいいのか、「じゃあね」と言ったら慣れ慣れしいと思われるかなど、頭の中でぐるぐると考えをめぐらせます。結局、ぎこちない会釈をしてしまいますが、相手からは優しい反応がありました。

 一方、社会人になってからのすれ違いシーンでは、数回顔を合わせたことがある知人と廊下で遭遇します。今度は、あるひと言で自然にすれ違うことができたグレうさぎさん。便利なワードに、思わず感心するのでした。

 漫画は、4000件近い“いいね”を集めて話題に。リプライ(返信)には「わかりすぎます~~」「た、確かに! どの距離感の人でも使える 便利すぎる~!」などの声が寄せられました。

「言えば良かった」と後悔したくない

 共感の声が多く届いた今回の作品について、グレうさぎさんに詳しいお話を伺いました。

Q. 今回のエピソードを漫画に描こうと思われたきっかけを教えてください。
「仕事で、すれ違いざまに『お疲れ様です』と言うことが増えてから『そういえば、お疲れ様ですって便利だな』と思って描きました」

Q. すれ違うときに緊張するようになったのは、何歳頃からですか? また、そのきっかけを教えてください。
「中学生になってからです。多感な時期ということで小学校よりも人間関係が複雑になり、他者との距離感を掴みかねていたのだと思います」

Q. すれ違ったときに失敗してしまったと感じたことはありますか?
「あいさつを返してもらえなかったり、あいさつしたことに驚かれたりしました(笑)。でも、あいさつしなかったことで『言えば良かったな』と後悔するよりも言ったほうがいいと思うので、会釈やあいさつをするようにしています」

Q. 「お疲れ様」以外に、大人になってから「良かったなぁ」と思うことがあれば教えてください。
「仲良しグループの概念がなくなったことです。もちろん職場の中で親しい人たちはいるのですが、『どこかしらのグループに属さないといけない』みたいな空気はなくなったと思います」

(Hint-Pot編集部)