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「3600円あるかなって料金箱開けたら」→無人販売所でまさかのサプライズ 売り上げが計算と合わないハプニングに反響 「世の中捨てたもんじゃないですね」
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数百円の誤差はあっても…あまりの金額差に驚き

旅人さんはコロナ化で仕事が減ってしまったとき、たまたま庭に植えてあったプラムの実をフリーマーケットで販売したことがありました。その際、売り上げが5万円くらいになり、「5万円になるものを100種類栽培して庭で販売しよう」と思いつき、本格的に家庭菜園を始めたといいます。
話題の写真が撮影された日も、ブロッコリーのほか、たくさんの野菜を販売しました。普段から数百円の誤差が出ることも珍しくありませんが、この日は2400円もの差額があり、旅人さんも驚きを隠せなかったようです。
「ついに石油王が来たと思い、驚きました! 毎日、朝に収穫をして並べ続けているので、誰かからのご褒美かなと思いました」
日々の努力が報われたような、うれしい出来事になりました。無人販売を続けるなかで感じるやりがいについて、旅人さんはこう話します。
「お客さんが笑顔で買い物してくれたり、ここに来るのを生き甲斐と言ってもらえたり、買ってくださってるのに『ありがとう』と言われたりすることが無人販売の原動力になっています」
一方で、苦労も少なくありません。「年中無休で何種類もの作物を途切れさせずに置き続けるのはかなり苦労します」と、厳しい運営状況を明かします。
それでも、お客さんとの温かい交流が、旅人さんを支え続けているようです。うれしい誤差は、日々の努力を見守ってくれている誰かからの、心温まるメッセージだったのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)