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「どこかの国の硬貨かと…」 洗濯機の下から発見された500円玉 たった1年での衝撃の変貌に5.6万“いいね”
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異なる金属の接触で腐食が進行

令和3年に発行が開始された現行の500円硬貨は、偽造防止のため外側リングに既存のニッケル黄銅を、内側には新たに白銅などを加えバイカラー・クラッド構造になっています。今回、外側のみが変色したのは、素材の違いが影響しているためです。
「多くの詳しい方が、この現象を化学の知識で解説されていたのが興味深かったです。2種類の金属が接触していると腐食が進む話は知っていましたが、いろいろな条件がそろってこうなったようです。また、反響の多さから、このような状態になったのは相当レアなんだなとも思いました」
この500円玉は現在、IJさんが大切に保管しているそうです。
「当初から『使わずに取っておこう』と思っていました。磨くのはもったいないですし、珍しい状態なので」
ちなみに、日本銀行の公式ウェブサイトによると、損傷した紙幣や硬貨は、日本銀行の本店または支店に持ち込めば、法令に定める基準に基づき引き換えてもらえます。ただし、郵送での受付はしておらず、来店前にウェブサイトや電話での予約が必要です。
(Hint-Pot編集部)