食
2児を育てる管理栄養士直伝 子どもも大人も身体を温める「食」の工夫
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教えてくれた人:長谷川 直子
子どもの冷え対策 食や習慣からのヒント
――ショウガが苦手という子が多いかもしれないです。
「そうですね。そういう場合はその他の食材を使うと良いと思います。たとえば、サケ、玉ネギ、ニンジン、大根、ジャガイモを使い、みそ仕立ての石狩汁などいかがでしょうか。寒い北海道で食べられているだけあって、身体を温める食材が入っています。大人用に、後で酒粕を加えても美味しいですね。ネギ、カブ、カボチャ、ゴボウ、豆腐など、好みでほかの食材を加えて良いでしょう」
――子どものおやつや飲み物などでも身体を温める工夫はありますか?
「冬でも冷たいジュースを何杯も飲んだり、アイスクリームを毎日食べたりすることは控えましょう。例えば、耐熱容器にリンゴ、ハチミツ、レモン汁を入れ電子レンジで加熱すると、美味しいリンゴのコンポートができます。ニンジンとリンゴのジュースもこの時期に美味しいですよ。ジューサーがあれば、簡単です。その他、白玉おしるこはいかがでしょうか。白玉粉に豆腐を一緒に入れて混ぜた、豆腐入り白玉団子を親子で作っても楽しいです。小豆のおしるこは、缶詰やレトルトを活用すると手軽です」
――その他に、冷えで注意点はありますか?
「食はもちろんですが、冷えの原因として運動不足も挙げられます。特に冬場は外で体を動かす機会も少なくなってしまいがちです。昼間の少し温かい時間帯にお散歩へ行く、家の中で親子体操やストレッチをするなどでも構いません。身体を動かす習慣をつけましょう」
(Hint-Pot編集部)