カルチャー
「日本とは比べ物にならないよ」「がっかりしてしまうよ」 ドイツ人やポーランド人、アルゼンチン人が日本で驚いたこととは
公開日: / 更新日:
トイレの清潔さに感銘

○「ヨーロッパでは絶対に座ろうと思わない」→「日本なら大丈夫」 アルゼンチン人が感銘を受けた、“次の人への思いやり”を感じた場所とは
アルゼンチン人のマリアさんとアダンさん。ふたりとも、日本へ来るのは初めてです。3週間の滞在を予定していて、東京や京都をはじめ11都市をめぐります。
長旅の最中、日本人の他者に対するリスペクトに感銘を受けたというふたり。「他人を思いやるから、簡単にゴミを捨てないし、汚くもしない」とアダンさんは考察します。一方、マリアさんがとくに驚いたポイントは、トイレの清潔さでした。
「ヨーロッパやほかの地域であっても、公共のトイレでは絶対に便座に座ろうとは思わないわ。でも、日本なら大丈夫。だって、きれいだって知っているから。これも次の人が嫌な気持ちをしないように、みんながきれいに使っているからでしょ?」
日本のトイレ文化は、世界的に見ても特異なものです。公共トイレが無料で使えるだけでなく、清潔に保たれ、トイレットペーパーが標準装備されていることは、多くの国では当たり前ではありません。マリアさんの言う通り、トイレの清潔さも、日本人の「次の人のことを考える」という思いやりの文化の表れなのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)