カルチャー
「あんなの、ほかの国でも見たことなかった」「よく考えられているよね」 ロシア人やオーストラリア人が驚いた日本の細やかな配慮 見つけた便利なものとは
公開日: / 更新日:
トイレのベビーチェアに驚き

○「今まで見たことがなかった」→「よく考えられているよね」 オーストラリア人が感心した子ども連れに優しい配慮とは
初めて日本を訪れている、オーストラリア人のラニーさん。滞在中には思わぬ発見があったようです。
「公衆トイレの中にあるベビーチェア! あれも今まで見たことがなかった。よく考えられているよね」
日本の公衆トイレには、赤ちゃんを座らせておけるベビーチェア(ベビーキープ)が設置されていることが多いです。駅や商業施設、公園など、さまざまな場所に設置されています。子ども連れの親子に配慮した設備に、ラニーさんはとても驚いたのでした。
信号の音に感動

○「日本のあれは何?」 オーストラリア人が「あんな平和な音、ないよね」と感動 聞き慣れない音の正体とは
オーストラリアから来たジョシュさん。今回が初めての訪日です。東京での滞在で、ジョシュさんは、街が清潔で静かなことに好印象を抱いたそう。また、ほかにも気になったことがありました。
「日本は、信号の音まで良い音が流れていない? オーストラリアだと、歩行者用の信号が青になると『ビービービー』という機械的な音しかしないけれど、日本のあれは何? 鳥のさえずり? あんな平和な音、ないよね」
日本の歩行者用信号には、視覚障害者向けの音響装置が幅広く設置されており、全国で2万基を超える規模になっています。その多くに、鳥の鳴き声を模した擬音式の「ピヨ・ピヨピヨ」や「カッコー・カッコー」といった音が用いられています。
一方、海外では歩行者用信号の音として短いビープ音が使われることが多く、日本のように鳥の鳴き声を模した音色を採用している例は限られています。こうした違いも、日本の信号音が訪れた人の記憶に残りやすい理由のひとつといえそうです。
(Hint-Pot編集部)