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デパ地下で「600円」のラザニアを注文→まさかの金額に衝撃… 断れない空気も勇気の決断に反響 「私も経験しました」
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華やかな惣菜やスイーツがずらりと並び、思わず足取りが軽くなるデパ地下。ピクニック用の惣菜を買おうと軽い気持ちで立ち寄ったところ、グラム売りの総菜に衝撃を受けたという漫画が話題になっています。「毎度やられるデパ地下の罠」というコメントとともに公開された作品は、合計で4000件を超える“いいね”を集め共感が殺到。作者の月光もりあ@漫画(@_moria_moria_)さんに詳しいお話を伺いました。
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おいしそうなラザニアが一切れ「600円」…のはずが
仕事と育児の合間に日常の出来事を描いた漫画を投稿している月光もりあさん。親しみやすい作風で人気を集めており、著書の「俺の人生を変えた育児」(主婦と生活社刊)も好評を博しています。
今回、注目を集めたのは、公園で食べる惣菜を買おうと、軽い気持ちで足を運んだデパ地下でのエピソードです。色とりどりの惣菜に目移りしながら、妻はチャプチェを購入。月光さんはおこわ2種を選びました。
さらに、ラザニアを購入することに。「400円」で販売する店もありましたが、月光さんは「600円」のほうを選び、「ラザニア一切れください」と店員に伝えます。
商品の前に置かれた価格表示を見て、一切れ600円だと思っていた月光さん。しかし、店員から返ってきたのは「2400円になります」という言葉でした。
予想外の値段に衝撃をうけたふたり。「えっ? 2400円なんですか?」と確認すると、店員は「はい。グラム売りなんで……」との返答が。これからピクニックに行こうとしていたなかで「誰がラザニアに2400円も出すん!? ランチ2人分やん」「誰がレジャーシートの上で2400円の(一切れ)ラザニア食うん!? 高すぎるて!!」と思いをめぐらせます。「このグラム売りのだましやめて!!」と心の中で叫びました。
さらに「急に衝撃的な値段突きつけられても『ください』って言ってる手前、もう断れんのよ」と引き下がれない状況でしたが、その後、あっさり「やっぱ、やめときます」とキャンセル。その行動について「世界一ダサい客やん!!」と自分でツッコミを入れたのでした。投稿のツリーには、「おまけ」として、過去に断れなかったときのエピソードも添えられています。
3つのポストにわたって投稿された漫画には、合計で4000件を超える“いいね”が集まりました。返信(リプライ)には「一切れ単位でしか買えんやつにグラム売りやめろや……定価で出せよ」「これ私も経験しました(笑)。グラム売り、ほんとに怖い(笑)」「総菜の適正価格超えるくらいなら外食するわ」といったコメントが寄せられています。
「ふざけんな!と思いました」
月光さんに作品の背景をお聞きしました。
Q. 今回のエピソードを漫画に描いた理由は?
「公園で食べる惣菜を買おうと軽い気持ちで普段は行かないデパ地下に行ったら、格の差をみせつけられました。それできっと同じ経験をした方はいっぱいいると思いました。ピクニックはしますが、デパ地下は普段行きません」
Q. 「2400円」だとわかったときの率直な気持ちは?
「ふざけんな! と思いました。完全にだまされたと。でも、デパ地下慣れしてないのも原因ですね」
Q. 購入キャンセルしたときの気持ちを教えて下さい。
「断るのはめちゃくちゃ気まずかったんですが、ママが横にいたので勇気を出せました」
Q. 最終的に、デパ地下で購入したものは?
「デパ地下の高額ではない惣菜を買いました。とてもおいしかったです。ピクニックも友達家族と合流して楽しみました」
(Hint-Pot編集部)