世界で高く評価されている、日本の公共交通機関。日本を訪れた外国人が新幹線を利用し、その快適さに驚くことも少なくありません。とくに、正確な運行には定評があり、日本が世界に誇る技術の象徴といえるでしょう。仕事で日本を訪れたハンガリー出身の男性も、新幹線を大絶賛していました。自信が住んでいる土地の公共交通機関と比べて、どんなことを思ったのでしょうか。

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仕事で定期的な訪日をするなか、日本の技術力に感動

　ハンガリー出身で、10年前からドイツで暮らしているフランツさん。25年ほど前に訪日して以来、出張で何度も日本に来ています。今回も、仕事で1週間ほど滞在する予定です。

　仕事先が東京と秋田にあり、頻繁に行き来しているそう。その最中に、思ったことがあるといいます。

「秋田には基本的に飛行機で行くんだけど、ときどき岩手に寄らなければいけないことがある。そういうときは新幹線を使うんだ。日本の素晴らしいところといえば、新幹線もそのひとつだね」

　現在住んでいるドイツと比較して、鉄道事情の違いに驚いているようです。

「日本の新幹線は時間通りなのに、ドイツの電車は遅れてばかり。もしかしたら、ドイツにも時間にはきちんとしているイメージがあるかもしれないけれど、それは間違っているな（笑）。10年前からドイツに住んでいるけど、だんだんと退化しているんじゃないかと感じるくらいだよ」

　時間通りに運行される新幹線に、大きな信頼を寄せているフランツさん。普段の暮らしでは味わえない快適さに、感動が止まらない様子です。これからも、日本の良いところをたくさん見つけてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）