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「これが農家の仕事です」 何の変哲もないリンゴを割ってみると…訳あり品を見抜く目利きの技に驚きの声が殺到「絶対わからな~いっ」
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習得に2年かかった「見抜くスキル」
投稿者さんによると、「果樹は1年に1度しかその果物を勉強することができない」ため、このスキルを習得するのに「約2年」かかったそうです。
「生産者としては、贈答品用の良いリンゴとして使用する際に、選果技術として役立ちます。また、消費者としては、スーパーマーケットなどの小売店でリンゴを購入する際も、訳あり品を見抜けるようになると役立つと思います」

気になるのは訳あり品の味ですが、傷んでいる部分を取り除けば、おいしく食べられるそうです。
「ご自宅で召し上がる分には、贈答品よりも安価に入手でき、大変コスパが良いです。王将果樹園ではネット販売や通販でも、訳ありリンゴを販売するほど人気があります。フードロス削減のためにも、訳ありリンゴのおいしさがみなさんに広まってほしいと感じました」
おいしい「ふじ」の見分け方
おいしいリンゴを選ぶコツも教えてもらいました。最も多く出回っている品種「ふじ」の場合、次のポイントを意識すると良いそうです。
・赤みが強い
・リンゴのおしりまで赤く色がついている
・果皮に「ふじ」特有の縞模様があり、表面がでこぼこしている
プロの選果技術の奥深さと、訳ありリンゴの本当の価値。少しの傷みがあっても、おいしさそのものは変わらないという事実を知れば、これまで見過ごしていた訳あり品の見方も、きっと変わってくるはずです。
(Hint-Pot編集部)