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「フランス人と日本人の美意識は違うな…」 フランスの伝統料理が衝撃的! 「サーモンが服を着ている」ような一品が話題に
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師走を迎え、年末のパーティーシーズンが近づいてきました。そんな華やかな食卓を彩る料理として、フランス大使館の公式X(ツイッター)アカウント(@ambafrancejp_jp)が伝統的なフランスの冷製料理を紹介しました。その独創的なビジュアルに、多くの人が驚きの声を上げています。
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19世紀から続く古典料理のビジュアルに
フランス大使館が紹介したのは、19世紀のフランスで確立した古典料理「サーモン・アン・ベリュー」です。
「【今日の一皿】サーモン・アン・ベリューは、19世紀のフランスで確立した冷製料理の古典料理。丸ごとのサーモンを茹で、野菜の薄切りなどで美しく飾り付けますパーティーにピッタリな、フランスの美食の歴史が詰まった一皿です」
投稿に添えられた写真には、木製のまな板の上に、頭と尾を残したままの大きな鮭が丸ごと一匹、鎮座しています。最大の特徴はその身を覆う鮮やかなストライプ模様です。オレンジ、緑、黒の三色のソースが幾重にもかけられ、まるで現代アートのような独創的でインパクトのあるビジュアルを作り出しています。
フランス料理は、その美しい盛り付けと繊細な味わいで世界中から愛されてきました。19世紀のフランスでは、豪華なパーティーや晩餐会で腕を競い合う料理人たちによって、数々の古典料理が生み出され、サーモン・アン・ベリューもそうした時代に確立された、美食の歴史を物語る一皿といえるでしょう。
この投稿には2000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「冷製というのがまた粋だ」「どうやって切り分けて、食べるんだろう」「切るとどうなってるの……。どんな味つけなの」「初めて見る冷製料理。内蔵は抜いてあるんですか?」「切り分けた断面とサーブした後の盛りつけが見たい」といった興味津々の声が寄せられています。
一方で、そのインパクトのある見た目に対する率直な感想も。「サーモンが服を着ている」「フランスの新巻鮭?」「魚に関するフランス人と日本人の美意識は違うな……」など、日本との美意識の違いを感じ取った人も多かったようです。
(Hint-Pot編集部)