日本は、世界でも有数の治安の良い国として知られ、夜間でも安心して出歩ける環境が整っています。初めて日本を訪れたオーストラリア人男性は、東京の街中である光景を目にして驚いたといいます。いったい、どのような光景だったのでしょうか。

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1か月の有給休暇で日本各地をめぐる旅

　日本へ来るのは、ともに初めてだという、オーストラリア・メルボルン在住のジョシュさんとラニーさん。ふたりは1か月の有給休暇をとり、東京を拠点に広島や大阪、京都など各地を回る予定です。

「歴史も好きだけど、アンティーク関係の仕事をしていたから、古いものが好きなんだ。日本に来て1週間だけれど、いまのところは東京でのミュージアムめぐりや食べ歩きに夢中。これから各地を見て回りたいんだ」

　そう声を弾ませるジョシュさん。これから訪れる京都や広島では、歴史的な建造物や文化財にも期待を膨らませているようです。

子どもだけで電車に、街を歩く姿に驚き

　東京での滞在中、ジョシュさんは街中で目にしたある光景に、大きな衝撃を受けたといいます。

「子どもたちが、1人とか2人で、子どもだけで電車に乗っていたり、街を歩いたりしていることにびっくりしたよ。学校に通うのも、友達の家に遊びに行くのも、1人で行動するのはメルボルンだったら、まずない」

　小学生くらいの子どもが、親のつき添いなしに電車に乗って通学したり、遊びに出かけたりする光景は、日本では当たり前になっています。しかし、メルボルンのようなオーストラリアの大都市では、子どもだけでの外出は安全上の理由から避けられることが一般的です。

「大都市の中心だと、薬物利用者がうろついていることだってありえるし。日本がいかに安全かがわかるよ」

　歴史や文化だけでなく、日本の安全な社会環境を体感したジョシュさん。これからも、日本のさまざまな魅力に出合えると良いですね。

（Hint-Pot編集部）