忙しい朝やちょっとした外出は、できるだけメイクに時間をかけずに済ませたいと感じる人も多いのではないでしょうか。最近では、かけるだけで顔色や印象を整えてくれる“コスメ感覚の眼鏡”が注目を集めています。中性的な魅力で人気の美容研究家・藤本スバルさんに、近年話題の“盛れる”眼鏡について伺います。

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Zoff×マキアージュが共同開発!　圧倒的な「中顔面短縮」効果が叶う眼鏡

　小顔に見せたいニーズは、ますます高まっています。とくに、目の下から上唇までの幅を指す「中顔面」を短縮させて見せるメイクテクニックは感心を集めており、小顔効果が期待できるほか、かわいく若く見せることができるとされています。

　中顔面を短く見せるには、チークを丸く大きめに入れ、目の真下の頬の高い位置に置くのがポイント。そうしたメイク理論に着目し、かけるだけで中顔面短縮効果が期待できる眼鏡が今年、登場しました。

　それが、今年11月に発売された「Zoff SMART with MAQuillAGE」です。眼鏡ブランド「Zoff」と、資生堂のトータルメイクアップブランド「MAQuillAGE（マキアージュ）」が共同企画したアイウェアコレクションで、フレームによっては品薄状態が続くなど、関心の高さがうかがえます。

　Zoffの「Zoff SMART SKINNY」シリーズをベースに、資生堂ヘアメイクアップアーティスト・阿保麻都香さんが監修。華奢で軽やかなかけ心地はそのままに、阿保さんのメイクアップ理論に基づき、かけるだけで肌の血色感がアップし、中顔面短縮効果を期待できる設計になっています。

　フレームは全3種です。シアーなピンクとベージュのグラデーションフレームは、通常の眼鏡とは配色が異なります。一般的なグラデーションのフレームは上部が濃く、下にいくほど薄くなることが多いのに対し、このモデルはボトムのほうが濃い色で、上部にいくにつれて薄い透明感のある色になる“逆グラデ”になっています。

　この配色によって、頬の位置に濃いピンクやコーラルのカラーがちょうど重なり、チークを入れたような視覚効果が生まれます。結果として、中顔面を短く見せる効果が期待できるのです。