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「日本人はみんなとても礼儀正しい」 ドイツ人が初めての日本で感激 母国では見かけない習慣とは
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日本は、礼儀正しさと思いやりの文化が根付いた国として、世界中から高い評価を受けています。ドイツから初めて訪れたふたりは、街中で日本人と接するなかで、ある日本独特の習慣に心を動かされたといいます。いったい、どのような振る舞いだったのでしょうか。
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文化と人々、食に魅力を感じて初訪日
ドイツから来たチェリザさんとファビアさん。ふたりとも初めての日本で、3週間の滞在を予定しています。東京のほか、大阪、京都、奈良、神戸を訪れ、富士山も見に行く計画だそうです。
すでに5日間ほど東京で過ごしており、スカイツリーや築地、豊洲などの市場も訪れたそうです。
「まずは文化というのに惹かれたけど、人々とそれに食べ物が魅力的だったから、日本を選んだんだ」
バス停での体験に感激
街を歩き、人々と触れ合うなかで、期待以上の体験をしているチェリザさんとファビアさん。とくに印象的だったというのが、日本人の振る舞いでした。
「日本人はみんなとても礼儀正しいなって感じる。みんなお辞儀してくれるでしょう?」
店員さんや道ですれ違う人々が、自然にお辞儀をする姿に、ファビアさんはドイツとの文化の違いを感じたようです。ドイツでは、握手やアイコンタクトが一般的な挨拶の方法。お辞儀という行為そのものが、ふたりにとっては新鮮で、敬意を表す美しい習慣に映ったようです。
さらに、日本人の親切さに触れる出来事もありました。
「昨日もバス停にいたら、『大丈夫? Can I help you?』って言ってくれたんだ。とても親切だよね」
困っている様子のふたりを見かけ、声をかけてくれる温かさ。言葉の壁を越えて助けようとする日本人の姿勢に、ふたりは深く感動したようです。
お辞儀という形式的な礼儀だけでなく、実際の行動でも示される日本人の優しさ。ふたりにとって、日本での滞在は、文化や食だけでなく、人々の心の温かさを実感する旅になっているようです。
(Hint-Pot編集部)
