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「ロシアの人たちは、とにかく大声でうるさい」 ロシア人が初めての日本で感動 母国と対照的に感じた光景とは
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日本の美しい街並みや清潔さは、多くの訪日外国人に称賛されています。また、穏やかで落ち着いた雰囲気も、日本ならではの魅力になっているようです。初めて日本を訪れたロシア人カップルは、母国とは対照的な光景に驚いたそう。街中で感じたこととは、いったいどんなことだったのでしょうか。
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アニメがきっかけで訪れた日本
ロシアのモスクワから初めて日本を訪れた、エフゲニーさんとマルーシアさん。10日間の滞在で、東京や広島、大阪、京都、奈良、箱根をめぐりました。
「日本に来るのは私たちの夢だったの! 文化もそうだし、アニメも好きだから来てみたかったの」
念願の訪日を果たしたことを、うれしそうに語るマルーシアさん。エフゲニーさんとともに各地を旅して、その魅力を存分に満喫したようです。
日本の街中に感じた“禅”
日本に滞在している間、マルーシアさんは母国との違いも発見。とくに印象に残っていることがあるといいます。
「とにかく街中がきれいで、穏やか。それに音が何もないくらい、静か。ロシアの人たちは、とにかく大声でうるさいの。感情的に、大声で話すから。それに比べて、日本の人たちは思いを内側に秘めている感じで、外には出さないタイプなんじゃないかなって思う」
感情表現が豊かなロシアの人々に比べて、日本人には落ち着いた雰囲気があり、「“禅”を感じた」というマルーシアさん。言葉や動作を最小限にとどめ、内面の静けさを大切にする心が日常の振る舞いにも息づいていることに、感心した様子でした。
ロシアではあまり見られない、穏やかな空気感に包まれた日本。残りの滞在でも、ふたりでその心地良さを存分に味わってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
