冬本番を迎え、各地で厳しい寒さが続いています。この時期、朝起きるとフロントガラスが凍結していて困った経験がある人も多いのではないでしょうか。そんな冬の悩みに対し、JAF（日本自動車連盟）の公式X（旧ツイッター）アカウント（@jaf_jp）が、効果的な対策を紹介しています。

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朝の凍結で困らないために　事前の対策が重要

　冬の朝、急いで出かけようとしたら、フロントガラスが真っ白に凍っていて出発できない。そんな経験をしたことがある人も少なくないでしょう。凍結したガラスを溶かすのには時間がかかり、朝の忙しい時間帯には大きなストレスになります。また、普段温暖な地域に住んでいる人が年末年始に寒冷地を訪れる際も、事前に対策を知っておくことが大切です。

　JAFは「フロントガラスが凍結するとクルマをすぐに動かすことができません」との書き出しで、フロントガラス凍結の予防法と、解氷する方法を呼び掛けました。朝のフロントガラスの凍結を防ぐには、前夜のうちにガラス専用のカバーをかけておくのが有効な対策のひとつ。市販のフロントガラスカバーは、霜や雪からガラスを守ってくれるため、朝の手間を大きく省くことができます。

　すでに凍結してしまった場合は、デフロスター（車の曇り止め機能）と解氷剤、スクレーパーを併用するのが効果的です。エンジンをかけてデフロスターを作動させ、車内から温風でガラスを温めながら、解氷剤やスクレーパーで外側から氷を取り除いていきましょう。ただし、スクレーパーを使う際は、ガラスを傷つけないよう力加減に注意してください。

　投稿のリプライ（返信）や引用リポストには「極寒の地は、カバーが張り付いたり、カバーに雪が積もって取れなくなってしまえなくなった」「ドアミラーも、自動で開閉にする機能をオフにしてます」「駐車時にはワイパーを上げておくのを忘れずに」といった声も寄せられており、寒冷地ならではの工夫や注意点が共有されています。

　これからますます寒さが厳しくなる季節、今のうちから凍結対策グッズを準備しておくと安心ですね。

（Hint-Pot編集部）