からだ・美容
薬を水以外の飲み物で飲むとどうなる? 効果を下げないために気をつけることとは 医師に聞いた
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子どもや高齢者は誤嚥に注意
子どもや高齢者など、飲み込みが難しい人が薬を服用する際は注意が必要です。最も重要なのは、誤嚥を防ぐこと。気管に薬が入ってしまうと危険です。
子どもが薬を嫌がって口に入れようとしない場合は、無理に飲ませず、服薬ゼリーやシロップタイプを利用すると安全でしょう。高齢者は、のどの筋力が弱まっていることが多いため、座った姿勢で少しアゴを引き、水と一緒にゆっくり飲むことがポイントです。
また、錠剤がのどに引っかかる感覚がある人は、とろみ付きの飲料を使うと飲みやすくなります。薬の服用方法で不安があれば、医師や薬剤師に相談しましょう。
◇鈴木 隆二(すずき・りゅうじ)
医療法人社団筑三会理事長。聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医科大学消化器病センター助教を経て、筑波胃腸病院、千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック・健診プラザの理事長に就任。日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医、茨城ヘルニア研究会世話人、麻酔科標榜医産業医、難病指定医。
医療法人社団筑三会理事長。聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医科大学消化器病センター助教を経て、筑波胃腸病院、千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック・健診プラザの理事長に就任。日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医、茨城ヘルニア研究会世話人、麻酔科標榜医産業医、難病指定医。
(Hint-Pot編集部)
