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「知りませんでした!」 ドイツ大使館がシュトレンの正しい切り方を紹介 最後までおいしく楽しむ方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツの伝統菓子・シュトレン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ドイツの伝統菓子・シュトレン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 クリスマスシーズンになると、日本でも見かける機会が増えるドイツの伝統菓子シュトレン。ドライフルーツやナッツがたっぷり入った生地に粉砂糖がまぶされた、独特の風味が特徴的なお菓子です。そんなシュトレンの“本場”の楽しみ方について、ドイツ大使館が公式X(ツイッター)アカウント(@GermanyinJapan)で紹介。驚きや感謝の声が上がっています。

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日本でもクリスマスシーズンのお菓子として人気

「伝統菓子といえば……もちろんシュトレン!」

 そんな書き出しの投稿では、シュトレンの歴史的背景についても解説。「シュトレンの歴史は長く、特にドイツ再統一前には『オストパケット』と呼ばれる“西側からの贈り物へのお礼品”として、当時特別な存在だったドレスデンのシュトレンがよく選ばれていました」と伝えています。

 さらに、投稿には動画も添えられ、「シュトレンをよりおいしく味わうためのポイント」が紹介されています。

 まず、シュトレンは「必ず真ん中から切ることです」とアドバイス。その後、最初にカットした部分を中心に、左右それぞれ1センチ程度あけてナイフを入れます。

「こうすると、真ん中のしっとりした部分をいつでもおいしく」味わえるとのこと。残った部分は真ん中でぴったり合わせて保存することで、乾燥を防げるのです。

 投稿には1300件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「シュトレンの切り方、知りませんでした」「食べる前に改めて学べて良かったです」「今年の分は真ん中から食べてみます!」といったコメントが並び、本場の食べ方に驚きや感謝の声が上がっています。

 伝統的な食べ物には、おいしく味わうための知恵が込められているもの。シュトレンも、正しい切り方を知ることで、より一層その魅力を楽しめそうですね。

(Hint-Pot編集部)