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「早く降りたらいいのになぁと思う」 車で帰宅したあとの「謎現象」 “あるある”漫画に共感の声殺到 「一番無でいられるんだよなぁ」「私もやりました!」
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車で家に到着したあと、すぐ降りればいいのに、なぜかしばらく降りられない──。そんな“あるある”を描いた漫画が、X(ツイッター)で大きな話題を集めています。3万件を超える“いいね”を集めた作品について、作者の茜りう(@riu_akane)さんに詳しいお話を伺いました。
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家に着いたのに…気づけば車の中で5分経過
漫画家やイラストレーターとして活躍する茜りうさん。日常の出来事を描いた漫画をXに投稿し、人気を博しています。臆病でプルプル震えてしまう、ペンギンのような生き物「ともペン」が頑張って生きる、心が温まるストーリーを描いた漫画「大丈夫だよ!ともペン」(KADOKAWA刊)も大好評です。
今回話題になったのは、「早く車から降りたらいいのになぁと思う漫画家の日記です」と題した作品。漫画には、ともペンが登場します。
「やっと家に着いたぞ」と車で家に到着したものの、その場で「ふぅ……」とため息をつくともペン。すると、暗い車の中でスマートフォンを見始めました。
そして、気がつけば5分が経過。車内で完全に脱力するともペンには、「家には着いたのにしばらく車から降りられない謎現象」というテキストが添えられています。
漫画は3.4万件もの“いいね”を集め、大反響を呼びました。リプライ(返信)には「この時間が一番無でいられるんだよなぁ」「私もやりました! 寒いのとスマホ見たくなって止まってしまいます」「仕事や運転に使った脳のキャッシュをクリアして家で使うタスク領域を確保してるんだと思っております」など、同じ経験をした人からの共感の声が寄せられています。
「私だけじゃないことを知って驚きました」
多くの人が経験したことがある「謎現象」を描いた漫画について、茜さんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードを漫画にしよう思ったきっかけを教えてください。
「車に乗ったあとに『あれ? なんだか車でぼーっとすることが多いな……』と気づいたことです。なんとなく漫画にして投稿したところ、『自分も……!』という声をたくさんいただき、私だけじゃないことを知って驚きました」
Q. 早く降りればいいのにと思いつつも、しばらく車から降りられないのはなぜだと思いますか?
「車から降りられない原因は、脳疲労などでしょうか。自分の体や脳が疲れているサインだと思うので、ゆっくり休むことが大事だと思います」
Q. 家についたのにしばらく車から降りられない現象が起こるのは、どんなときですか?
「私は漫画を連載しているのですが、原稿が終わって、疲労がMAXのときの買い物終わりになりやすいかなと思います」
Q. 日常生活で、似たような「謎現象」がほかにもあれば教えてください。
「家の中にいるのに『帰りたい』と言ってしまう『謎現象』もありました。仕事が大変だった会社員時代によくありました。やはり疲れなんだろうな……と思います」
(Hint-Pot編集部)