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「エコノミークラス症候群になる危険があります」 JAFが注意喚起 年末年始の長距離運転で注意すべきことは
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年末年始に、帰省や旅行で長距離移動を予定している人も多いでしょう。今年は寒波の影響が見込まれ、雪や路面凍結への警戒が呼びかけられています。長時間の運転では、疲労だけでなく、思わぬ健康リスクにも注意が必要です。一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の公式X(ツイッター)アカウントでは、年末年始の長距離移動時に気をつけたいポイントについて呼びかけています。
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長時間の同じ姿勢に要注意
年末年始の帰省ラッシュでは、高速道路の渋滞が予想されます。長時間車内で過ごすことになると、思わぬ健康被害につながる可能性もあるため、注意が必要です。
JAFは投稿で「長距離運転ではエコノミークラス症候群に注意! 年末年始に車で長距離移動される方へ。長時間足を動かさず同じ姿勢でいると、エコノミークラス症候群になる危険があります。計画的に休憩を取り車から降りて体を動かしましょう」と呼びかけています。
エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、血管内に血栓ができる病気です。飛行機で発症することで知られていますが、車での移動にも同様のリスクがあります。冬場は寒さで体を動かしにくく、水分補給も控えがちになるため、とくに注意が必要です。
予防には、定期的な休憩が効果的とされています。2時間に1回程度を目安としてサービスエリアなどに立ち寄り、車から降りて軽くストレッチをしたり、歩いたりして、血流改善を心がけましょう。また、水分補給を意識することも大切です。
投稿の引用リポストには、「マニュアルミッション車なら、多少違うかな?」「2時間に1回は休憩取りますわな、急いでいても」といった声が寄せられています。
年末年始の長距離移動を予定している人は、余裕を持ったスケジュールを組み、こまめな休憩も計画に入れましょう。
(Hint-Pot編集部)