世界から高く評価されている日本食。多彩な食事を楽しみに訪れている外国人観光客も多いでしょう。近年は歴史的な円安が続いていることもあり、海外から見ると、日本の物価は割安に感じられるようです。オーストラリア、スウェーデン、アメリカからやってきた観光客たちが価格の安さに驚いた、日本の食べ物を振り返ります。

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母国の半額以下なことに感動

○「高すぎて買えないよね…」　オーストラリア人が尻込みする母国の物価　日本で価格の安さに驚いたものとは

　オーストラリア人のイブさんとウィルさんは、広島や大阪、東京などをめぐり、さまざまなグルメを堪能しました。

「食事には、日本で一番お金を使っています。毎日『何食べよう！』って楽しみです」と、ワクワクした表情で話すウィルさん。そんなふたりが最も驚いたのは、ラーメンです。

「オーストラリアでラーメンを2人分テイクアウトしたとしたら、5000円くらいします。高すぎて買えないですよね……」

　日本のおいしいラーメンが母国の半分以下の金額で食べられることに、ふたりは深く感動。そして、「日本は安いけど、あれもこれも食べたいものばかりで、お金も時間も足りないですね」と笑いました。

スーパーの寿司が母国の6分の1「50ユーロはする」

○「スウェーデンで食べたら50ユーロはする」　日本のスーパーに驚いたスウェーデン人　質と安さにとくに驚いた日本食とは

　日本に1か月ほど滞在した、スウェーデン人のアリスさん。海外旅行に慣れていますが、日本へ来て驚いたことがあるそうです。

「友人宅で料理を作るために、スーパーマーケットへ行ったのですが、肉や野菜がとても安い！　鶏肉なんて、スウェーデンと同じサイズが、日本では半分の価格で買えると思います」

　さらに、アリスさんが驚いたことはほかにも。

「日本だと、スーパーで買ってきたお寿司のパックでも、新鮮で味も段違いにいいですよね。もし、スウェーデンでランチに同じようなお寿司を食べたら、それがカジュアルなレストランだったとしても、50ユーロ（約8000円）はすると思う」

　食材だけでなく、総菜のクオリティと値段にも驚いたアリスさん。日本の食環境がいかに恵まれているかを実感しますね。