カルチャー
「壁はなくなっていくんじゃないかな」 ポーランド人が感じなかった不安 日本旅行で困らなかった理由とは
公開日: / 更新日:

訪日外国人が旅行中に困ることのひとつに、言葉の壁があります。英語が通じにくい場面も多く、コミュニケーションに不安を感じる観光客も少なくないでしょう。しかし、初めて日本を訪れたポーランド人は、言葉の壁を感じることなく旅行を楽しめたといいます。その理由はいったい、なんだったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「いつでも行きたい」と思っていた日本に初訪日
ポーランド出身で、現在はイギリスに住んでいるピートさん。日本へ来るのは初めてで、2週間の滞在を予定しています。最初の1週間は東京に滞在し、その後は大阪や京都、広島をめぐる計画です。
「仕事の都合で台湾の台北にいたんだけど、日本はずっと行きたいところだったから、今回来たんだ。今日は東京で過ごす最後の日なので、おみやげに箸などを買おうと思って、下町情緒の残る谷根千エリアに来たんだよ」
「Google翻訳などでどうにでもなるからね」
多くの訪日外国人が困る言語の壁ですが、ピートさんは日本での旅行中、この問題に直面することがなかったといいます。
「最近は本当に便利な世の中になったのもあって、日本ではまったく言語の壁というのを感じることがないかな。Google翻訳などでどうにでもなるからね。これからももっと、そういう壁はなくなっていくんじゃないかな」
テクノロジーの進化は、言語の違いを超えたコミュニケーションを可能にしつつあります。ピートさんのように翻訳ツールを活用することで、言葉の不安を感じることなく日本を楽しむ外国人観光客は、今後ますます増えていくかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)
