どうぶつ
大切な愛猫のために 知っておきたい非常時の対策 避難する際に最優先に用意するべき3品とは
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2、キャリーバッグ できればハーネスも忍ばせて
キャリーバッグは主に3つの種類に分かれます。多頭飼いの場合は頭数分用意しておくのがベスト。またハーネスは飛び出し防止になります。嫌がる猫も多いかもしれませんが、行方不明など思わぬ事故を防ぐことに役立ちます。どのバッグを利用するにせよ避難時は「バッグ+ハーネス」と考え、バッグの中に1本忍ばせておくと良いでしょう。
・クレート型……
コンテナ型と呼ばれることも。主にプラスチック素材でできており、重さはありますが粗相をしても手入れがしやすいのが特徴です。プラスチックなので、非常時に衝撃を受け壊れたり扉が開いてしまうこともあります。避難時は猫を入れたら扉が開かないようにして運び出しましょう。
・ショルダー型……
肩に掛けられるので両手がフリーになり便利です。猫と人の身体を密着させることができるので、猫を安心させてあげられるという特徴も。甘えん坊の子に◎。ただ、暴れる猫には不向きなようです。
・リュック型……
両手がフリーになり便利。ただし、避難バッグ自体がリュック型なことが多いため、こちらのリュック型キャリーを選んだ場合は避難バッグを肩掛けにするか「リュックを前で背負うスタイル」で使用しましょう。
3、薬や療法食 安全・健康に関わるものも一緒に
避難後しばらくは動物病院に行けない可能性が大いに考えられます。持病があるなど毎日薬や療法食を摂る必要のある猫は、約1週間分を入れておきましょう。必要であれば投薬のためのシリンジなどもあると便利です。
薬などの他に、猫の安全。健康に大きく関わるものとして、以下の2点もできれば持ち出したいもの。
・猫の写真……
猫が迷子になってしまった時に役立つのが写真です。周りの方に協力を仰ぐ際「キジネコがいなくなりました」「白い猫を探しています」といった情報だけではなかなか探し出せないもの。「額に黒い毛が混じっている」といった、できるだけ特徴が写っている写真があるといいでしょう。スマホになら写真があるという方は多いのですが、事前にプリントして用意しておくことが大切です。
・猫の健康手帳……
避難時は動物病院や保護シェルターなどに預ける可能性も出てきます。健康状態や飼い主の情報(住所、氏名、電話番号など)を記しておく「健康手帳」を用意しておくと良いでしょう。
(猫ねこ部)