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「トイレの“正しい入り方”」 裾や袖の汚れ、着崩れを防止するには? 老舗着物店が教える振袖着用時の正しい所作

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

慣れない振袖でのトイレは悩みのひとつ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
慣れない振袖でのトイレは悩みのひとつ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 成人式当日、華やかな振袖姿で過ごす時間は特別なもの。しかし、慣れない装いで困るのがトイレです。長い袖や重ねた裾をどう扱えばいいのか、汚さずに用を足せるか、不安に感じる人も多いでしょう。創業78年の着物店「鈴乃屋」は公式TikTokアカウント(suzunoya_official)に、振袖を着ているときの「トイレの“正しい入り方”」を投稿。洋式トイレに入るときの方法についてアドバイスしています。

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「裾を雑に上げる」と袖も汚れてしまう

 振袖は袖が長く、帯や着付けも複雑なため、どうしても動きが制限されてしまいがちです。裾や袖を汚さないよう細心の注意が必要なうえ、着崩れを防ぐための扱いにも気を配らなければなりません。慣れていない人にとっては、どこをどう持てばいいのか迷ってしまう場面も多く、トイレに行くこと自体が大きなハードルになるでしょう。

 同アカウントによると、振袖でトイレに入る際、「振袖の裾を雑に上げてトイレに行く」のはNGとのこと。急いでいると、つい裾をまとめて上げてしまいがちですが、そうすると袖も床について汚れてしまい、せっかくの振袖が台無しになってしまいます。

 正しい入り方として、まず両手を前に伸ばして左右の袖を重ね、片腕にかけます。そして、「振袖の裾から丁寧に1枚ずつめくる」ことが重要です。振袖、長襦袢の順番でめくり上げ、便座に座るときは、背中の帯に注意しながらゆっくり腰かけましょう。その際、めくり上げた長襦袢がずり落ちないよう、腰に手を当てて押さえておくことも大切です。

下ろすときも「1枚ずつ整えながら」が鉄則

 用を足してショーツを直したら、今度は長襦袢から振袖の順番で「1枚ずつ整えながら」裾を下ろしていきます。慌てて一気に下ろすと、着崩れの原因になりかねないので注意しましょう。

 同アカウントでは、「最後に全体の崩れを確認」することもアドバイスしています。一つひとつ丁寧に行うことで、美しい振袖姿を一日中キープできるでしょう。

 慣れない振袖でのトイレは不安なもの。正しい方法を知っておけば、安心して成人式の一日を楽しめそうですね。

(Hint-Pot編集部)