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「その手があったか!」 義父が水炊き鍋をアレンジ ドイツ食材で絶品に仕上がった実体験漫画に反響 「鍋に入れる発想はおもしろい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン。妻の実家で水炊き鍋を囲んでいたら…【画像提供:ミヤギトオル(@mitume333)さん】
漫画のワンシーン。妻の実家で水炊き鍋を囲んでいたら…【画像提供:ミヤギトオル(@mitume333)さん】

 家族で鍋を囲むとき、いつもとは違う食材を入れてみたら意外なおいしさに出合えた――。そんな経験はありませんか? X(ツイッター)では、義父が水炊き鍋に意外な食材を入れたところ、絶品だったという実体験漫画が話題になっています。2.2万件の“いいね”を集めた投稿について、ミヤギトオル(@mitume333)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「今日スーパーで見つけたんだ」 義父が取り出したものとは

「鬼姫神社通り商店街」(KADOKAWA刊)の著者であり、白夜書房のウェブマガジン「ミライのアイデア」で「不思議ヶ丘の人々」を連載中のミヤギトオルさん。おいしい商店街グルメと妖怪たちが登場する作品で知られています。

 今回投稿し、注目を集めたのは「水炊き鍋+アイスバイン」というタイトルの1ページエッセイ漫画。以前、水炊き鍋を食べたときのエピソードが描かれています。

 妻の実家で、水炊き鍋を囲んでいたミヤギさん。すると、義父が「今日スーパーで見つけたんだ」とうれしそうに、冷蔵庫から大きな塊肉を取り出しました。パッケージには「アイスバイン」の文字が。ドイツ発祥で、豚のすね肉を塩漬けにしたものです。

 義父はそれを、丸ごと水炊き鍋の中に投入。愛おしそうに湯をかけて煮込んでくれました。ミヤギさんはひとくちすすると、そのおいしさにびっくり! 「そのスープがむちゃくちゃうまかった!」と感動するのでした。

 投稿には2.2万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「水炊きは思いつかなかった……」「意外な組み合わせ。そのまま食べるのじゃなくて、鍋に入れる発想はおもしろいですね」「鍋! その手があったか!」などの声が寄せられています。

「ハッとひらめいて入れてみた」即興のアレンジ

 ミヤギさんに、当時の状況や義父について、詳しく話を伺いました。

Q. 今回のエピソードを漫画にしようと思った理由は?
「2024年の暮れにアイスバイン水炊き鍋を食べたのですが、とてもおいしかったので、いつか漫画にしようと思っていました。最近、1ページエッセイ漫画を描くことが多いので、ちょうどいいと思い漫画にしました。季節的にも、鍋のトピックはいいと思いました」

Q. お義父さんはなぜ、アイスバインを水炊きに入れたのでしょうか?
「最初から鍋に入れるためにアイスバインを買っていたのではなく、たまたまスーパーマーケットで見つけたので買ったと言っていました。普段はポトフに入れることが多いらしいのですが、水炊きを家族で囲んでいて、ハッとひらめいて入れてみたとのことでした」

Q. アイスバインを見たときの率直な気持ちは?
「ずいぶん大きな、そして聞いたことない肉が出てきた! と思いました。驚きました」

Q. 味の感想は?
「塩味が効いていて、そして肉のだしの旨味で『あったかい……うまい……癒やされる』といった感じでした。お酒もとても進みました」

Q. ほかのご家族はどんな反応でしたか?
「お義父さんは鍋など料理をアレンジすることが多いらしいので、それほど驚いているようには見えませんでした。でも、アイスバインには『そうきたか』というような反応だったと思います。入れる前から『それはきっとおいしいだろうね』という雰囲気でした」

Q. お義父さんはどんな方ですか?
「おいしさや食事の楽しみを、常に追及したい性分であると言っていました。普通のファミレスなどで食事をともにすることもあるのですが、カレーやポテトといったごく普通の食べ物も、愛おしむように食べているなというのが私の印象です」

 食材の新しい組み合わせに挑戦する楽しさと、家族で囲む食卓の温かさが伝わってくるミヤギさんの漫画。「その手があったか!」という驚きとともに、食の可能性を広げてくれる一作です。

(Hint-Pot編集部)