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ヘンリー王子 英王室からの“孤立”におびえる 夫妻を狙い3人の逮捕者も 再浮上する警備問題
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英国内ではメーガン妃が孤独を訴えていたが… 王室担当編集者が王子の身を案じる
新たなビジネス開拓のために夫婦で米国旅行をし、カナダに戻ったヘンリー王子とメーガン妃。カナダ移住後、夫婦揃っての姿がキャッチされたのは初めてのことだったが、その様子は満面の笑みをたたえ、幸せそのもの。しかし、そのヘンリー王子がカナダで孤立することを恐れている? “王室引退“で大西洋を渡り、カナダのバンクーバー島でメーガン妃とアーチーくんとともに、新たな生活を始めたヘンリー王子だが、今度はロイヤルファミリーからの援助がなくなり、“孤立すること”に恐れを抱き始めているという。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、英大衆紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の王室担当編集者であるロバート・ジョンソン氏がスカイテレビに出演。そこでヘンリー王子について興味深い発言をした。
王室関連の取材を通じ、独自のコネクションもあるジョンソン氏は「メーガン妃が英国で王室内の孤独を訴えたが、カナダに移住した今、それがヘンリー王子に起こっている」と発言。さらには「(王室から離れた)この孤立は危険な状況も生んでいる」と語った。
それは警備の問題だという。英国内なら政府、警察、そして軍が三位一体となり、様々なテロ情報も入手して万全の警備が行えるが、海外に居住を移せば当然、その警備の質が落ちる。
“王室引退”が決まった1月、元王室警備の隊長だったダイ・デイヴィス氏は「カナダは治安の良い国だが、火器の入手は英国より簡単。実際、すでにヘンリー王子を狙ったとされる3人の逮捕者も出ている」と発言。英国のEU離脱でかつてのテロ集団「IRA」が活発化しているという状況もあり、ヘンリー王子が王室を離れて手薄になった警備に不安に感じるもの当然の状態になっている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)