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大切な愛猫のために 知っておきたい防災対策 非常袋を備える場所は?

公開日:  /  更新日:

著者:猫ねこ部

非常用袋は、中身を揃えたら日頃の「保管場所」にも注意(写真はイメージ)【写真:写真AC】
非常用袋は、中身を揃えたら日頃の「保管場所」にも注意(写真はイメージ)【写真:写真AC】

非常用袋の保管場所にも注意したい

 東日本大震災から9年が経ちます。また、ここ数年は甚大な被害をもたらした大型台風など、さまざまな自然災害に見舞われています。避難に備え、防災グッズや非常袋を用意しているという方も多いと思いますが、猫を飼っている人の中には、どんなものを用意しておけば良いか心配に思っている人も。「猫を飼っている人が揃えたい防災グッズ」について、2回に分けてご紹介。2回目は「あると便利なもの、普段から備えておくこと」についてです。

 ◇ ◇ ◇

 非常袋は1か所に置かず、優先順位別に家の数か所に置いておくことがポイント。また、せっかく用意してもいざ必要な時に「どこにしまったっけ?」とならないよう、収納場所を家族で共有しておきましょう。

・玄関……
 最優先の持ち出し品は玄関がおすすめ。壁面フックなどを使って掛けておくとすぐに持ち出せます。また玄関に物を置きすぎると、いざという時にどれを持ち出せばいいのか混乱したり、避難の妨げになることも。玄関の整理は普段から心がけたいですね。

・クローゼット、押し入れ……
 クローゼットや押し入れの場合は、取り出しやすい手前側に置いてお良いでしょう。普段使うものではないのでつい奥底にしまい込みたくなりますが、手前に置いておくといざという時に慌てません。

・屋外倉庫……
 屋外に倉庫がある人はそちらに置いておくのもおすすめ。家が崩壊してしまっても取リ出せます。すぐに持ち出さなくてもいい避難用大型ケージなどがある場合は、こちらに置いておくといいでしょう。ただし、フードは高温や湿気に弱いので屋内がベスト。

・自家用車……
 屋外倉庫同様、家が崩壊してしまっても取り出せます。ただキー自体がなければ取り出すことができないので注意が必要。