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「だからカオスにならないよね」 オーストラリア人が気づいた日本の“暗黙のルール” 混雑時に目撃した光景とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリア人のラニーさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリア人のラニーさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本には、公共の場での振る舞いや列の並び方など、明文化されていない“暗黙のルール”が存在します。それに気づいた外国人が、その効率性に驚くことも少なくありません。初めて日本を訪れたオーストラリア人女性も、電車での出来事を通じて、そうしたルールを実感したといいます。いったい、どのようなことがあったのでしょうか。

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駅で目撃した光景が教えてくれたこと

 オーストラリアのメルボルンから、初めて日本にやってきたラニーさん。恋人のジョシュさんとともに1か月の有給休暇を取り、東京を拠点に広島や大阪、京都など各地を回る予定です。

 ラニーさんは旅を楽しむなかで、日本に存在する“暗黙のルール”に気づいたといいます。

「日本って、なんでも効率的だよね。電車も街中も、シークレットなシステムや、目に見えない隠れたルールが存在する感じ。だからカオスにならないよね」

 そこから、日本の秩序が保たれている理由に思い至ったといいます。

「なんでそれに気づいたかというと、混んでいる時間帯に駅へ行ったら、人であふれている電車にビジネスマンが近づいて、自分を電車の中に押し込めるようにして乗っていったから。さっと後ろ向きになって、カバンを前に抱えるとドアの上に手をかけて、一瞬ですごかった。それを見て『OK、了解。ここでは荷物を体の前に持つルールね』って納得したの。それ以来、私たちもならっているわ」

 混雑時にカバンを前に抱えるのは、ほかの乗客への配慮であると同時に、スペースを有効活用する工夫でもあります。日本人にとっては当たり前の行動が、ラニーさんには新鮮に映ったようです。

 その国独自の文化を理解するのは、意外に難しいもの。ましてや明文化されていないとなると、より多くの困難を伴います。それらを丁寧に理解したラニーさん。ここからの旅でも、新鮮な体験がたくさんできるといいですね。

(Hint-Pot編集部)