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「戦前は背広をこんな感じで畳んで持ち運んでいた」 型崩れせずコンパクトに持ち運べる 「昭和初期の雑誌で知った」先人の知恵に反響
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出張や旅行の際、背広をどう持ち運ぶか悩んだ経験がある人もいるでしょう。ガーメントバッグに入れるとかさばり、適当にたたむとシワや型崩れが気になります。そんななか、「戦前」に実践されていたという背広のたたみ方がX(ツイッター)で注目を集めています。投稿者の灰田かつれつ(@Haidacutlet)さんに、詳しいお話を伺いました。
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型崩れしない戦前のたたみ方に称賛の声
戦前の文化に興味を持ち、当時の背広について研究を続けているという灰田さん。X(ツイッター)に背広に関する情報を発信するなかで、昔ながらのたたみ方を紹介しました。
「ちなみに戦前は背広をこんな感じでたたんで持ち運んでいたそうです これが試してみると折り目が入ったり型崩れしなくてたいしたものです」
そんなコメントに添えられた写真には、たたまれた状態のグレーのジャケットが写っています。全体が縦にコンパクトにたたまれており、折り目がほとんどつかず、型崩れのないきれいな状態を保っているようです。
投稿には、1.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「たたみ方しだいでコンパクトに持ち運べる」「先人の知恵は素晴らしいですね」「当時の人は洋服を和服のような感覚で扱っていたのかもしれないですね」など、先人の工夫に感心する声が多数寄せられています。
手順を丁寧に解説 慣れれば1分もかからない

戦前の文化に興味を持ち、当時の背広について研究を続けているという灰田さん。Xには、実際の背広のたたみ方についても紹介しています。
【たたみ方】
1. まず襟を立てて平置きして肩先を合わせる。このとき、背中と後ろ肩の畳目がクシャクシャにならないように気をつける
2. 袖を上に折る。上襟からちょっと出るくらいにする
3. 前身を折る。このとき、袖先がノッチ(襟のきりかき)に引っかかるようにする
4. もう1回、縦に二つ折りにして完成
4の工程後、さらに横に二つに折るとよりコンパクトになりそうですが、折らずにそのままにしているほうが良いそう。「この折り方だと肩周りの立体感と胸のボリュームがお亡くなりにならずに済みます」とアドバイスしています。
慣れれば1分もかからないというこのたたみ方。背広の立体的な構造を保ちながらコンパクトにまとめられる、理にかなった方法だといいます。また、「重いものを上に置かないことと、畳んでおくのは短時間にとどめたほうが良いでしょう」と、持ち運ぶときのポイントも教えてくれました。
