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ヘンリー王子とメーガン妃 またも人気ハリウッド女優から擁護される 「2人なりの理由があって決断した」
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英国アカデミー賞授賞式では“メグジット”のジョークが含まれた手紙を代読したことも
オーストラリア出身でロンドンを経由して、現在はハリウッド女優として活躍するマーゴット・ロビーが、親交のあるヘンリー王子を擁護する発言をした。今月2日、ロンドンで行われた英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式では、助演男優賞に輝いた米俳優ブラッド・ピットの手紙を代読。「これ(受賞トロフィー)に“ハリー”と名付け、アメリカに持ち帰ることにワクワクします」とメモを読み上げ、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱をネタにしたジョークにも一役買う形となっていた。これを聞いたウイリアム王子は、引きつった笑顔を浮かべていた。
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英大衆紙「ザ・サン」が報じたところによると、ヘンリー王子とマーゴット・ロビーは2015年12月に友人の英モデル、スキ・ウォーターハウスが主催したハウス・パーティーで知り合って以来の友人。「知り合ってしばらく経つが、ヘンリー王子は本当に素晴らしい人」と話して、ヘンリー王子の人柄を褒めている。
その上で、オーストラリアのテレビ番組でデビューしてロンドンへ、最終的にハリウッド女優になった自らの経験を重ねて「私もロンドンが恋しいと思うが、私なりの理由があって(ハリウッドに)移住した。(メーガン妃とヘンリー王子の)2人も2人なりの理由があって今回の決断をしたのだと思う」と話して“王室引退”したメーガン妃とヘンリー王子にも“それ相応の理由がある”ことを示唆した。
確かにマーゴット・ロビーはアメリカに渡り、2019年の女優の収入ランキングでは8位。去年だけで1800万ポンド(約26億4600万円)を稼いでアメリカ移住が正解だったことを証明しているが、それはやはり世界最大の映画産業があるハリウッドへ転身した女優の幸運な成功談。英メディアとの関係悪化と、メーガン妃の王室内での孤立が深刻化して“王室引退”したサセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻のケースとはかなり温度差があるようにも見える。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)