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「こんなタイヤで雪道走るとかイカれてんのか」 摩耗しきったトラックのタイヤ…雪国での衝突事故に国交省が注意喚起

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

雪道走行前はタイヤ確認を(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
雪道走行前はタイヤ確認を(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 20日から25日頃にかけて、この冬一番の強い寒気が日本付近に流れ込み、停滞する見込みです。とくに日本海側では引き続き大雪への警戒が必要ななか、タイヤトラブルによる雪道での事故が相次いでいます。国土交通省福井河川国道事務所の公式X(ツイッター)アカウント(@mlit_fukui)が、摩耗した冬用タイヤによる走行で事故を起こしたトラックについて注意喚起を行い、大きな反響を呼んでいます。「よくこのタイヤで!」「プロとしてどうなの?」といった批判の声が殺到しました。

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「タイヤは摩耗が著しい状況でした」

「【雪道走行注意】12日早朝、国道8号敦賀市内において、トラックが防護柵に衝突する事故が発生。車両のタイヤは摩耗が著しい状況でした」と投稿した同事務所。「タイヤ溝の深さが新品の50%を下回ると、冬用タイヤとして使用できなくなります。冬用タイヤで、積雪・凍結道路を走行する際は、走行前の確認を徹底して下さい」と注意を呼びかけています。

 写真には、投稿文にあるように、走行面の溝が浅くなっているタイヤの様子が写っています。ところどころ、擦れたような跡も見え、摩耗していることがうかがえます。

 同事務所は11日にも「本日14:00頃、国道8号(福井県南越前町)において、ノーマルタイヤで走行し、スタックを起こした車両を確認しました」と投稿。「福井県には大雪注意報が発令中で、今夜も雪が続きます。必ず冬用タイヤやチェーンを装着して走行ください」と呼びかけていました。

 投稿には多くのリプライ(返信)が寄せられています。「よくこのタイヤで! 高いのはわかるけどさ」「こんなタイヤで雪道走るとかイカれてんのか」「これはもはやノーマルタイヤ」「プロとしてどうなの? 素人なら雪の中走るなよ」と、摩耗したタイヤで雪道を走行した行為に対し、厳しい批判が相次ぎました。

 冬用タイヤには、溝の深さが新品時の約50%に達したことを示す「プラットフォーム」という突起があります。この突起が露出すると、氷雪路で必要な性能を発揮できなくなるため、冬用タイヤとしての使用は推奨されません。一般的に、溝の深さが新品時の50%程度(約4~5mm前後)になったら、交換の目安とされています。

 摩耗が進んでいる場合は交換を、冬用タイヤがない場合はチェーンの装着を徹底してください。自分の命だけでなく、周囲の安全を守るためにも、適切な装備での走行が不可欠です。

(Hint-Pot編集部)