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「避けないでください!!」 いびつな形のイチゴを選んだほうが良い理由 青果店のプロのおすすめに2.9万“いいね”

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

パック詰めされたきれいな形のイチゴ(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
パック詰めされたきれいな形のイチゴ(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 冬から春にかけて、店頭を華やかに彩るイチゴ。パックを手に取る際、形の整ったきれいな粒を選びがちですが、実は「鶏冠果(けいかんか)」と呼ばれる、いびつな形のものこそ狙い目という投稿がX(ツイッター)で話題になっています。野菜のプロとして情報を発信している青髪のテツ(@tetsublogorg)さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

いびつな形は甘く育っている証拠

「避けないでください!!」

 そんな切実な言葉とともに青髪のテツさんが投稿したのは、扇のように横に広がりゴツゴツとした形をしているイチゴの画像です。このような形は「鶏冠果(けいかんか)」と呼ばれ、決して不良品ではないといいます。

「このようなイチゴは、栄養が良すぎるとできやすくなります。普通のイチゴより5~10日、時間をかけて大きくなるので、養分を蓄えて甘く育っています!!」

 形が整ったものよりも時間をかけてじっくり成長するため、その分、旨みが凝縮されているというのです。

 目からウロコの投稿にはなんと2.9万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には「残念ながら、スーパーでは見かけない」「出会えたらラッキー、避けるなんて損です」「これはおいしそう」などの声が寄せられています。

甘い「先端部分」が多いのもメリット

「鶏冠果」と呼ばれるいびつな形をしたイチゴ【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】
「鶏冠果」と呼ばれるいびつな形をしたイチゴ【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】

 青果店勤務歴が14年の青髪のテツさんに詳しいお話を伺いました。

Q. 形の整ったものと鶏冠果のイチゴ、それぞれを食べ比べたときの違いは?
「個体差はありますが、鶏冠果は果実が大きく、先端部分が多いため、甘く感じやすいことがあります。育つまでに時間がかかると聞いたので、そのぶん甘く育つ傾向はありそうですね」

Q. 特定の品種で発生しやすい傾向はありますか?
「とちおとめやあまおうなどの品種でできやすい傾向があるようです」

Q. 保存方法や食べ頃に違いはありますか?
「保存方法や食べ頃は通常のイチゴと同じです。追熟はしないので冷蔵保存し、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。形が大きい分、押されて傷まないよう注意すると安心です」

 見た目だけで判断され、売れ残ってしまうこともあるという「鶏冠果」。スーパーマーケットで見かけた際は、むしろ「ラッキー!」と思って手に取りたいですね。野菜や果物の魅力を発信し続けている青髪のテツさんは、自身のこだわりを詰め込んだプロテイン(aogami.info/proteinLP.html)の開発を手がけるなど、食を通じた健康づくりの提案にも力を入れているそうです。

(Hint-Pot編集部)