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「車が雪で埋まったら一酸化炭素中毒に注意」 今週末にかけての寒波に備えJAFが警鐘 知っておきたい対策とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

雪が降る中での運転には、思わぬ危険が多い(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
雪が降る中での運転には、思わぬ危険が多い(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 20日から25日頃にかけて、強い寒気が日本付近に流れ込み、停滞するとの予報が出ています。とくに日本海側では、引き続き大雪への警戒が必要です。これに備え、JAF(日本自動車連盟)は積雪がある地域での車の利用について、注意を呼びかけました。

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危険を察知しにくい一酸化炭素

 JAFは「車が雪で埋まったら一酸化炭素(CO)中毒に注意 寒波到来の予報が出ています エンジンをかけた状態で車が雪に埋まると、排ガスが車内に入り込みCO中毒になる危険があります」と投稿しました。一酸化炭素は無色無臭のガスのため、発生しても気づきにくく、知らないうちに中毒症状を引き起こすおそれがあります。

 厚生労働省の公式ウェブサイトによると、一酸化炭素中毒は、一酸化炭素と血液中のヘモグロビンが結びつくことで起こります。血液中のヘモグロビンは本来、酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役割です。ところが、一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質があります。このため、一酸化炭素があるとヘモグロビンは酸素と結びつきにくくなり、結果として血液の酸素運搬能力が低下し、酸素不足に陥ります。

 JAFは対策として「CO中毒にならないためにマフラーの周辺の雪を取り除くことが重要です」と述べています。

 投稿に添えられた画像では、対策をした車と、何もしていない車が停まっています。「対策なし」の車は、マフラー部分が雪に埋もれている状態です。JAFの実験結果によると、「対策なし」の状態では、実験開始から「16分後に短時間暴露限度の400ppmに上昇。その後、6分で測定上限値である1000ppmに達した」そう。一酸化炭素が車の床下に溜まり、外気取り入れ口や車体の隙間から侵入することで、一酸化炭素中毒を引き起こす可能性が高くなるといいます。

 もう一方の車は、マフラー周辺が除雪されています。こうすることで「終始COはほとんど検知されなかった」という結果が出ました。

 強い寒波が到来しているなかでは、立ち往生や仮眠などでの停車時に、あっという間に雪が降り積もることもあります。気象情報をこまめに確認し、適切な対策をとるようにしてください。

(Hint-Pot編集部)