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「見た目のインパクトが強すぎる」 無数のアニサキスに衝撃 国立科学博物館が公開した標本が話題に
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博物館の裏側では、日々さまざまな標本の維持管理が行われています。国立科学博物館(かはく)の公式X(ツイッター)アカウント(@museum_kahaku)が、毎年恒例の作業風景を公開したところ、圧倒的なビジュアルの標本が大きな話題に。「かはくの裏側をご紹介」として投稿された写真には、2.7万件もの“いいね”が集まり、驚きと戸惑いの声が相次いでいます。
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採集から29年 今も丁寧にメンテナンスされる標本
「本日、毎年恒例! のミンククジラの腺胃に寄生するアニサキス液浸標本の保存液の取り替えを行いました。こちらの標本は今年で採集してから29年。丁寧に液を入れ替え、寄生虫の様子がよく見えるようにしています。きれいになった標本をぜひご覧ください」
そんなメッセージとともに投稿された3枚の写真には、透明なアクリル容器に収められた、ミンククジラの腺胃に寄生するアニサキスの液浸標本が写っています。
一見すると脳のシワや絨毯のようにも見えますが、よく見ると胃壁には無数の寄生虫が密集しています。写真は保存液の交換作業を捉えており、慎重に扱われる場面や、液が透き通り細部まで観察しやすくなった展示状態が写っています。約30年を経てもなお圧倒的な存在感を放つ、生々しくも貴重な記録といえるでしょう。
アニサキスは海洋性哺乳類や魚類に寄生する線虫の一種で、人間が生の魚介類を食べた際に感染する食中毒の原因としても知られています。クジラなどの海洋哺乳類の胃には、このように大量のアニサキスが寄生することがあり、その様子を保存した標本は、寄生虫学や海洋生物学において貴重な研究資料となっています。
この投稿には2.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには、「研究としてはすごいけれど、見た目のインパクトが強すぎる」「ペヤングの超大盛りくらいアニサキスがいるやん」「クジラの皮を被ったアニサキスだな」「アニサキスLv.100……と個人的に思っているやつ」「アニサキスには極楽か」「まるで脳みたいに見える」といった、そのビジュアルに圧倒される声が多く寄せられました。
(Hint-Pot編集部)