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「雪道以上に滑るため慎重な運転を」 寒波に備えJAFが警鐘 油断しがちな「ブラックアイスバーン」の危険性とは
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今週末にかけて、日本列島には強い寒気が流れ込み、広い範囲で大荒れの天気となる見込みです。これに備え、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は公式X(ツイッター)アカウント(@jaf_jp)で、冬道の危険な路面状態について注意喚起。とくに、一見すると濡れただけのような「ブラックアイスバーン」は通常の濡れた路面と見分けがつきにくく、危険だといいます。
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見た目だけでは判断できない危険な路面
雪や路面凍結による交通への影響が懸念されるなか、JAFは「一見濡れたアスファルト路面のように黒く見えても、実は表面が凍りついている『ブラックアイスバーン』の場合があります。アイスバーンは雪道以上に滑るため慎重な運転を心がけましょう」とのコメントで警戒をうながしています。
ブラックアイスバーンとは、見た目は濡れたアスファルト路面のように黒く見えるものの、実際には表面が凍結している路面のことです。昼間に積もった雪が解けたあとや、雨が降った後に気温が下がる夜間から明け方にかけて発生しやすいとされています。見分けがつきにくい一方で非常に滑りやすく、スリップ事故が起きやすいため、とくに注意が必要です。
投稿には、「日常茶飯事です ホワイトアイスバーンとミラーバーンも恐いです」「ここまで道路が凍結すると、スタッドレスタイヤも効き目が低い場合もあり、まず自動車を運転しないほうが良いです」といった声が寄せられています。
滑ることを前提にした慎重な運転を
JAFが公式ウェブサイトで紹介している実験によると、スタッドレスタイヤを装着した車で時速40キロメートルから急ブレーキを踏み、ブラックアイスバーンの制動距離を測定したところ、69.5メートルという結果に。表面が凍っているため、「見た目だけで判断しないことが必要」だと警告しています。
さらに、ブラックアイスバーンについて、以下の注意点を挙げています。
1. 濡れた路面と区別がつきにくく油断してしまいがちなため危険、とくに夜間は要注意
2. 滑ることを前提にした慎重な運転(予測運転)
3. 発進、停止、カーブで「急」のつく動作は厳禁
また、「風が吹きさらしで凍結しやすい橋の上やトンネルの出入り口、道路の日陰の部分にも注意」としています。市街地では、交差点の停止線手前はブレーキや発進が繰り返され、路面が磨かれてとくに滑りやすい状態になっているため、安全を意識した運転が求められます。
自動車での移動の際は路面状況をこまめに確認し、適切な対策をとるようにしましょう。
(Hint-Pot編集部)