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「日本はすごく良く回っている」 初めて日本を訪れたアメリカ人が駅で実感 自然に理解できた日本の“暗黙のルール”とは
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日本社会では、人々が快適に過ごすために暗黙のマナーやルールが根付いています。アメリカから初めて日本を訪れた女性は、日本の街中で、母国にはない“あること”に気づいたそうです。いったい、どのようなことだったのでしょうか。
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高校時代に日本語を履修
アメリカのラスベガスから来日中のステイシーさん。初めての日本では、東京や大阪、京都などを訪れる予定です。温泉旅館に泊まるのが、何より楽しみだといいます。そんなステイシーさんが日本に興味を持ったのは、高校時代に日本語を学んだのがきっかけでした。
「私は高校で4年間、日本語の授業があったの。スペイン語やフランス語、アラビア語、日本語のなかから選べたのだけれど、断然、日本語が良いと思って。聞き取りと会話は少しできます」
当時、日本人の先生から日本に関する話をたくさん聞き、日本の文化やポップカルチャーへの憧れを育んできたそうです。
社会を円滑にする細やかなルール
初めて訪れた日本で、ステイシーさんは母国にはない“あること”に気づきました。
「社会がうまく回るために、日本にはたくさんのルールがあるでしょう? たとえば、人が多いところは進行方向の左側を歩くとか、電車の中では静かにするとか、床に何かをこぼしたままにしないとか」
日本では、人が多い場所での歩き方、公共交通機関での振る舞い、公共の場の清潔さなど、細かなマナーやルールが日常生活に浸透しています。これらは法律ではなく、社会の円滑な運営のために人々が自然と守っている暗黙のルールといえるでしょう。
「駅構内で、ルールや左側通行と掲示されていたのをけっこう見たし、みんながそうしているから、ルールを知らなくても従うことができるし、わかりやすい」
ステイシーさんは、駅の掲示や周囲の人々の行動を見て、自然とルールを理解できたといいます。そして、母国との違いをこう表現しました。
「アメリカには、こうしたルールはないように感じる。アメリカにあるのは法律だけ。だから日本はすごく良く回っていると思った」
ステイシーさんによると、アメリカでは、日本のような細かなマナーやルールが共有される場面は多くないといいます。個人の自由が重視される一方で、公共の場での振る舞いは個々の判断に委ねられることが多いのです。
独特の日本のルールやマナーを体験しながら、各地をめぐる旅を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
