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「日本の学校はクレイジーよ!」 ランドセルを批判するアメリカ人ママに日本人ママが反論 価値観の違いに気づいた驚きの結末
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「物は大切に、長く使う」という日本の精神

私としては、ランドセルが批判され、笑いの種にされてカチンときてしまいました。私自身が小学生だった6年間、雨の日も雪の日もいつも寄り寄ってくれたランドセル。日本のみなさんなら、ランドセルにまつわる“エモい”エピソードのひとつやふたつ、語れる人も多いのではないかと思います。
そこで私は「たしかに高いけど、日本の子どもは1つのランドセルを6年間、大事に使い続けるの。あなたは、バックパックを子どもに何年使わせている?」と質問しました。アメリカの小学生は、日本でいうリュックサック(バックパック)で通学します。
すると、「1年に1回、買い替えているわ。アメリカのものは品質が悪くて、1年も使うと糸がほつれたり、生地が破れたりしてしまうから」とママさん。もちろん、ほかのママさんも同様です。アメリカには1年に1回、新しい学年になる際にバックパックを買い替える文化があります。
安いバックパックを消耗品として扱うアメリカ。対して、6年間使うことを考慮し、品質の良い高価なランドセルを子どもに持たせる日本。私の問いかけで、その価値観の違いに気づいたママさんは、少しの間考えて「今度は品質の良いメーカーのバックパックを息子に買い与えるわ。何年間も使えるように」と言ってくれました。それを聞いた私は、心の中でガッツポーズ。
ちなみに、我が子が使っているスポーツブランドのバックパックは、とても品質が良く、今年で3年目になります。長く使っていると愛着が生まれるようで、「新しいものに買い替えたい?」と聞くと、「ううん、これがいい」と答えました。そんな我が子を見ていて「物は大切に、長く使う」という日本の精神を教えることができているのではないかと、薄汚れたバックパックを見ながら、そんなことを感じています。
※1ドル=約158円(1月22日現在)で換算。
(i-know)

i-know(いのう)
大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。
