話題
「カメの甲羅は痛覚がありますか?」 飼育員が素朴な疑問に明瞭回答 わかりやすいたとえに感心の声 「いい質問だなぁ」
公開日: / 更新日:

カメの甲羅は痛みを感じるのか、という素朴な疑問への回答が、注目を集めています。館内やX(ツイッター)で公開されている質問コーナーが人気の、道の駅ウミガメ公園(@umigame_kouen)は、カメの感覚に関する驚きの事実を紹介。丁寧な解説に、多くの感嘆の声が寄せられました。
◇ ◇ ◇
丁寧な回答と、たとえのうまさが話題に
道の駅ウミガメ公園は、ウミガメ保護施設を併設した国内唯一の道の駅です。館内の質問コーナーには、来場者から多くの用紙が届きます。なかでも「カメの甲羅は痛覚がありますか?」という鋭い質問への回答が、大きな反響を呼びました。
飼育員さんは、甲羅の構造を「骨板」と「鱗板」の2層に分けて説明。外側の鱗板には痛覚や感覚がないものの、何かが触れるとその振動が内側の骨板まで伝わります。そのため、カメも甲羅への接触を認識できるそうです。
「我々も爪に感覚はありませんが、触られているのはわかるので、似たような感覚なのかもしれません」というたとえは、多くの読者の腑に落ちるものでした。
投稿は2万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「飼育員さんのたとえが上手すぎる」「いい質問だなぁ」「ナデナデせなあかんってことや」など、納得や感心の声が多数寄せられています。
「カメに興味がない人にも楽しんでほしい」 飼育員の思い
この回答を執筆した飼育員さんに、詳しいお話を伺いました。甲羅の再生について尋ねると「表面の鱗板は、小さな傷であれば治りますが、大きく欠けると再生しないまま成長することもあります」とのこと。
一方で、鱗板のすぐ下に骨があるため、健康面や機能面では回復するケースが多いそう。命に関わるようなダメージでなければ、完治といえる状態まで戻ることがほとんどだといいます。
質問の鋭さとともに話題を呼んだ、わかりやすいたとえを交えた回答。その背景には「カメに興味のない方が読んでも、楽しんでもらえたらいいな」という、飼育員さんの優しい願いがありました。
多くのリプライが寄せられたことについて「同じような疑問を持つ方が多かったようで、カメについて少しでも知っていただけてうれしいです」と、喜びを語っています。
(Hint-Pot編集部)